現在、海外FX業者のトレード用アプリがApple Storeから削除される問題が発生しています。
これはおそらく、金融庁による海外FXへの圧力だと考えられており、アプリの復活の予定は未定です。
Vantageのコピートレード機能はアプリ内限定となっているため、iOS端末をお使いのまだアプリをお持ちでない方は、コピートレードをご利用できない状態となっています。
Vantageでは、2025年3月よりコピートレードの提供を開始しました！
━━━━✨新機能✨━━━━
— 【公式】Vantage Trading｜ヴァンテージ (@Vantage_JP) March 17, 2025
#VantageTrading コピトレ
━━━━━━━━━━━━━━
経験豊富なトレーダーの勝ち戦略をコピーして、簡単に収益⤴️を目指しましょう‼️
口座開設＆トレーダーを選ぶだけで🆗
あとはシステムが自動取引してくれるから初心者さんも安心です☺️… pic.twitter.com/fN4lY59tA2
コピートレードを利用すれば、「FXを始めたばかりで、まだ自力で勝てるようになるのは難しい…」という方も、ベテラントレーダーと同じように取引して利益を挙げられるようになります。
本記事では、Vantageのコピートレードについて、より勝率を上げるコツや注意すべきポイントまで徹底解説いたします！
なお、コピートレードの利用にはVantageのリアル口座が必要となります。
まだVantageのアカウントを持っていない方は、まずはリアル口座を開設してから本記事に戻ってきてくださいね！
リアル口座の開設方法については、こちらで詳しく解説しています。
【はじめに】Vantageのコピートレードとは？
Vantageのコピートレードは、初心者でも簡単にプロのトレーダーの取引をコピーして、利益を得ることができる仕組みです。
特にFXや株式取引などの金融商品において、プロのトレーダーの戦略を自動で追従することができるため、取引の経験が少ない方でも投資を始めやすくなります。
コピートレードの仕組み
コピートレードは、選んだプロトレーダーが行った取引を自分の口座に自動でコピーするシステムです。
Vantageでは、ユーザーが取引したいプロのトレーダーを選ぶことができ、そのトレーダーのポジション（取引内容）が自分の口座にも反映されます。
これにより、プロの投資家がどのように取引しているのかを学びながら、同じように取引を行うことができます！
3つのコピーモードがある
Vantageのコピートレードには、3つのコピーモードが存在します。
それぞれについて、ご説明いたします！
モード①｜証拠金に基づく自動倍率
1つ目のモードは「証拠金に基づいて自動倍率が設定されるモード」です
このモードでは、コピー元のトレーダーの取引が、自分の証拠金に応じて自動的にコピーされます。
例えば、プロトレーダーが100万円の資金を口座に用意した上で、1万円の証拠金が必要となる取引を行なったとします。
この時、2万円を入金した口座でこのプロトレーダーの取引をコピーした場合、資金がコピー元の50分の1であるため、取引の規模も50分の1にして取引するようになっています。
このように、証拠金に合わせた取引量が自動で設定されるため、効率的かつ安全な運用が可能です。
また、取引規模を小さくするのに伴い、以下のような取引設定も可能となっています。
- Lot Round UP（ロットの切り上げ機能）
- ON：0.0001ロット未満の注文も実行されます。リスクは若干上がりますが、ロットが小さいため影響は限定的です。
- OFF：0.0001ロット未満の注文は実行されません。
- Copy Open Trades（オープンポジションのコピー機能）
- ON：コピー開始時にシグナルプロバイダーが保有しているポジションも、コピー時点のレートで自動的にコピーされます。
- OFF：開始前のポジションはコピーされず、新規の取引のみコピーされます。
これらの設定により、自分の運用スタイルに合わせてリスク管理がしやすくなります。
モード②｜固定ロット
2つ目に紹介するのは「固定ロット」モードです。
固定ロットの設定を使用すると、常に指定したロット数で取引を行うことができます。
市場の同行にかかわらず、一貫して同じロット数で取引を行いたい場合に便利です。
モード③｜固定倍数
最後に、「固定倍率モード」を紹介します。
このモードでは、シグナルプロバイダーの取引量に指定した倍率（0.1倍〜50倍）を掛けて、自分の取引量を決定します。
これにより、プロのトレーダーの取引戦略に基づいて、より大きなリターンを狙うことができます。
ストップロス（SL）とテイクプロフィット（TP）
Vantageのコピートレードでは、SL（ストップロス）とTP（テイクプロフィット）は個別のポジションに適用されるのではなく、戦略全体に対して設定されます。
これにより、すべての注文が一括して管理されるため、ポジションごとの細かい調整を行う必要がなく、効率的なリスク管理が可能です。
SL/TPが実行されると、すべての注文が決済され、コピー注文も自動的に停止します。
そのため、コピー先のトレーダーが何らかの失敗をしたとしても、過大な損失を被ることはないというわけです。
コピートレードのメリット・デメリット
Vantageのコピートレードには、利用することで得られる多くのメリットと、知っておくべきデメリットもあります
この章では、コピートレードを活用するためのメリットと、運用時に気を付けるべきポイントを解説します。
コピートレードのメリット
Vantageでコピートレードを利用するメリットには、次のようなものがあります。
- プロの取引を自動でコピーできる
- 取引の手間が省ける
- 少ない資金からコピトレを始められる
プロの取引を自動でコピーできる
コピートレードの最大の魅力は、プロのトレーダーの取引を自動でコピーできる点です。
これにより、投資初心者でも短期間で利益を得るチャンスが広がります。
取引の手間が省ける
コピートレードでは、自分で取引を実行する必要がありません。
選んだプロのトレーダーの取引が自動で反映されるため、マーケットの動向を常にチェックする手間を省くことができます。
これにより、日中サラリーマンとして勤務しているような時間のない方であっても、常に投資を行うことが可能となります！
少ない資金からコピトレを始められる
Vantageのコピートレードでは、少額からでもプロトレーダーの取引をコピーすることができるように設定されています。
そのため、初心者でも少額からコピトレに参加することができ、リスクを最小限に抑えつつ運用をスタートできます。
また、途中で投資倍率を変更することもできるため、少ない資金から開始し、リターンを上げることで徐々に投資額を増やしていくことも可能です！
コピートレードのデメリット
Vantageでコピートレードを利用した際のデメリットとして、次のようなものが考えられます。
利益が保証されない
コピートレードは、あくまでも「過去の実績」に基づいて選ばれたトレーダーの取引をコピーする仕組みです。
そのため、トレーダーが今後も同じように利益をあげ続ける保証はどこにもありません。
市場の変動や予測できない要因が影響を及ぼすため、利益が出ない可能性もあります。
トレーダー選びが非常に重要である
コピートレードの成功は、選ぶトレーダーに大きく依存します。
プロの成績やリスク管理が優れているか、実際に取引を行う際のスタイルが自分にあっているかを慎重に評価することが必要です。
選択を誤ると損失が拡大するリスクもあるため、注意しましょう！
報酬とスプレッドの両方がコストとなる
コピートレードには、スプレッドの他にコピーするプロトレーダーへの報酬がコストとして発生します。
通常自分だけで取引するよりも多くのコストがかかる点には注意が必要です。
Vantageのコピートレード用口座について
Vantageのコピートレードを始めるためには、専用の口座を開設する必要があります。
※現在、iPhoneまたはiPadをご利用中で、まだVantageのアプリを端末にインストールしていない方は、コピートレードを利用することができません。
【全2種】コピートレード用口座について
Vantageには従来、「スタンダードSTP口座」「ローECN口座」「プレミアム口座」の3種類が用意されています。
しかし、このうちプレミアム口座をコピートレード用口座として利用することはできず、「スタンダードSTP口座」「ローECN口座」のいずれかを選択することとなります。
| 口座タイプ | スタンダードSTP | ローECN |
|---|---|---|
| 初回最低入金額 | 50ドル | 50ドル |
| 最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 |
| スプレッド | 1.0 pips〜 | 0.0 pips〜 |
| 取引手数料 | 往復6ドル | |
| 取扱銘柄 | 全銘柄 | 全銘柄 |
| 最低投資額 | 7,000円 （50ドル） | 7,000円 （50ドル） |
通常の場合と同様、スタンダードSTP口座・ローECN口座にはスプレッドや手数料部分で大きな違いがあります。
コピーするトレーダーがスキャルピングよりの戦略を取っているのであれば、ローECN口座を採用することをお勧めします！
コピートレード用口座を開設する手順
コピートレードを始めるためには、Vantageアプリが必要となります。
まだアプリをお持ちでない方は、まずはお使いの端末にVantageアプリをインストールしましょう。
Vantageのアカウント情報を用いて、Vantageアプリにログインしてください。
- 画面左上のアカウント選択メニューをタップします。
- 口座管理画面が開きます。
「新規口座を開設する」をタップしてください。
- 追加口座作成画面が開きます。
ここから、コピートレード用の口座を申請します。
| プラットフォーム | 「Copy Trading」を選択する |
|---|---|
| 口座タイプ | 「STP」または「ECN」 |
| 通貨 | 「USD」または「JPY」 |
上記の表にしたがって入力したら、「契約内容に同意します」にタップして同意し、「提出する」をタップしてください。
下のような画面になったら、コピートレード用口座の作成は完了しています。
コピートレード口座に切り替えると、すぐにコピートレードを開始することができます！
以上が、Vantageのコピートレード用口座の開設方法です！
Vantageのコピートレードの始め方
Vantageでコピートレードを始める方法は、以下の通りです。
なお、まだコピートレード用の口座を解説していない方は、先ほどご説明した手順を参考に、まずはコピートレード用の口座を開設してきてください！
※現在、iPhoneまたはiPadをご利用中で、まだVantageのアプリを端末にインストールしていない方は、コピートレードを利用することができません。
コピートレード用の資金を入金する
まずはコピートレードに必要な資金を、専用の口座に入金します。
最低限必要な資金は50ドルです。
コピー口座に切り替える
- Vantageアプリを開き、画面上部の「Live＋アカウント番号」が書いてある部分をタップします。
- コピートレーディング口座を選択してください。
シグナルプロバイダーを選択する
- コピートレードの人気戦略の一覧が表示されています。
「」アイコンをタップして、検索画面を開いてください。
- お好みのシグナルプロバイダーをタップして選択してください。
- 下のような画面が表示されます。
「コピー」をタップすると、コピートレードの設定画面に移ります。
コピーモードを設定する
コピーモードを設定してください。
コピーモードには、次の3種類から選択することができます。
- 証拠金に基づく自動倍率
- 固定ロット
- 固定倍率
また、コピーモードに合わせて投資額も設定しておきましょう。
ストップロス・テイクプロフィットを設定する
- ストップロスを決めてください。
数値を直接入力するか、スクロールバーを動かすことによって設定することができます。
- 必要な場合は、テイクプロフィットを設定してください。
トグルをONにすることで、ストップロスと同じように設定することができます。
- 「ロットの切り上げ」「オープンポジションのコピー」をそれぞれ設定してください。
全ての入力が終わったら、画面下の「提出する」をタップしましょう。
以上で、コピートレードの設定は完了です！
あとはプロのトレーダーの取引に合わせて、自動で取引が行われます！！
Vantageのコピートレードで勝率を上げるためのコツ
Vantageのコピートレードを利用することで、初心者でもプロのトレード戦略を活用できます。
ただ、Vantageのコピートレードには誰でもプロとして登録することができるため、ランダムにコピーするトレーダーを選んだとしても安定した利益を得ることは難しいでしょう。
コピートレードを選ぶ際には、次のポイントを意識するようにしましょう！
それぞれ詳しく見ていきましょう。
優れたトレーダーを選ぶ
コピートレードで成功するためには、どのトレーダーを選ぶかが最も重要です。
「トレード成績」「実際の取引履歴」の両方が、重要なポイントとなります。
| リターン | 原資に対する利益率 |
|---|---|
| コピー者数 | コピートレードをフォローしているトレーダーの数 |
| リスクバンド | 値が大きいほど、利益・損失共に大きく変動 |
| プロフィットシェア | プロトレーダーに支払う報酬の割合 |
| 最大ドローダウン | 一定期間での最大損失割合 |
また、コピー先のトレーダーの取引スタイルを確認することも重要です。
具体的には、次のようなデータが公開されています。
- 活動開始時期
- ポジションの平均保有時間
- 1週間あたりの取引数
- 収益が上がった週の割合
自分がコピーしたトレーダーが、どのような銘柄・どのくらいの頻度で取引しているのかを知っておくことは大切です。
また、利益率も重要ですが、ドローダウンが低いトレーダーを選ぶことが最も重要です。
損失の振れ幅が大きすぎるトレーダーをコピーしても、継続的に利益を得ることは難しいです。
リスク管理を徹底する
コピートレードにおいても、リスク管理は安定した成功を続けるために非常に重要です。
トレーダーの選択と共に、自分自身でもリスクをコントロールすることが重要です。
- 分散投資する
- 1人のトレーダーに全資金を預けず、複数のトレーダーを利用する
- ストップロスを適用する
- 設定した損失ラインを超えたらコピーを中止する
- テイクプロフィットを設定する
- 一定の利益が出たら取引を止めて、利益を確定させる
- 倍率をかけない
- プロトレーダーの戦略以上にリスクが拡大するため、過度のレバレッジは非推奨
- コピー先のトレーダーを定期的に見直す
- 同じ戦略で常に勝てることの方が少ない
- 定期的にトレーダーの成績を確認し、その時のトレンドで強いトレーダーを探すことが重要
プロのトレーダーだからといって、100％常に勝ち続けられるわけではありませんし、その時通用していた戦略で半年後、1年後も勝てるわけではありません。
とにかく分散投資とトレード成績の見直しを繰り返し、任せきりにして口座を放置しないことが大切です。
コピーモードは「自動倍率」に設定する
Vantageのコピーモードには3種類が存在しますが、筆者は「自動倍率」以外のモードを基本的におすすめしません。
というのも、プロのトレーダーの戦略は原資に対する許容損失割合も含めて練られたものであり、過度な倍率をかけて取引すると、全く同じように取引してもロスカットの危機にあったり、資金不足になったりする可能性が高いためです。
ただし、プロトレーダーの取引内容を確認するため、最初にお試しで注文ロット数を下げて「固定ロット」モードで注文するのは選択肢の1つとしてアリでしょう。
本格的に取引を始める上では、「固定ロットモード」はもちろん、「固定倍率モード」はリスクを高めすぎるため非推奨です。
「自動倍率」モードなら、取引資金が少なかったとしても、プロのトレーダーと全く同じリスク許容度・全く同じ利益率でトレードすることができますよ！
長期的な視野を持ってトレードする
コピートレードは短期間で大きな利益を得る手段ではなく、長期的に安定した運用を目指すことが重要です。
- 日々の損益に一喜一憂せず、全体の戦略やトレードの一貫性を重視しましょう。
- 短期的な成果を求めず、ある程度長期的な成績（短期トレード中心のプロトレーダーなら、1〜2ヶ月程度が目安）で判断することが重要です。
Vantageのコピートレードを利用する際の注意点
Vantageのコピートレードを利用する上では、次の点に注意しましょう。
順に解説していきます！
プロトレーダーに報酬を支払う必要がある
1つ目は、コピートレードを利用した場合には、プロトレーダーに報酬を支払わなければならないという点です。
報酬額はトレーダーによって異なりますが、最大で利益の50%もの報酬の支払いが発生します。
そのため、もし損益の振れ幅が大きく報酬額の多いトレーダーをフォローしてしまうと、損失が起きた場合は自己負担、利益が発生したときは半額が報酬として支払いとなってしまい、トレード成績でプラスでもコピーしたトレーダーがマイナス収支となる可能性も出てきます。
自らもプロトレーダーとして登録できるが、注意点あり
Vantageでは、自らもプロトレーダーとして登録することができます。
ただし、登録する前に、次の点に注意することが必要です。
- 自らのトレード履歴が公開される
- 日本国内在住の場合、プロバイダーとなると金融商品取引法に抵触する恐れがある
特に注意すべきは、日本国内でコピートレードの戦略を提供することが違法行為である可能性があるという点です。
日本では免許を持っている方のみが投資助言を行うことが可能となっており、コピートレードの提供は一般に投資助言に当たります。
そのため本サイトでは、日本国外に在住の方のみプロトレーダーとして活動することを推奨しております。
Vantageのコピートレードに関するよくある質問（FAQ）
【さいごに】Vantageのコピートレードについて徹底解説！
ここまで、Vantageのコピートレードについて、その特徴やメリット・デメリット、成功のコツを詳しく解説してきました！
Vantageのコピートレードを活用すれば、初心者でもプロのトレーダーの手法を取り入れながら取引を行うことができます。
しかし、何となくトレーダーを選んでコピーするだけではなく、適切なトレーダーの選定やリスク管理、長期的な視点を持つことが成功への鍵となります。
最後に、コピートレードを始める際に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- トレーダーを分析してコピーする：勝率やリターン率だけでなく、リスク管理や取引スタイルも考慮する。
- 適切なリスク管理を行う：資金管理を徹底し、ストップロスを活用して損失を最小限に抑える。
- 短期の結果にとらわれない：一時的な損失で焦らず、長期的な運用を心がける。
Vantageのコピートレードは、適切に活用すれば非常に有用な投資手法です。
本記事の内容を参考にしながら、自分に合った運用方法を見つけて、成功へとつなげていきましょう！
コメント