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FTMO Futures(先物)とは|料金・ルールと日本からの始め方・出金方法

FTMOの先物プラン 月額はいくら?全6種類
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FTMO Futures(エフティーエムオー・フューチャーズ)は、プロップファームのFTMOが2026年9月に始めた、先物版の評価プログラムです。料金は月額119ドルからのサブスクリプションで、合格すると請求が止まり、追加の料金なしでSim-Funded口座(報酬の対象になる口座)に進めます。

日本は対象外の国に入っておらず、18歳以上の個人なら申し込めます。CFD版のFTMO Challengeとは、料金の払い方・損失ルール・取引できる時間・報酬の受け取り方がどれも違います。

項目内容
取引するものCMEグループの先物 30銘柄
申し込める人18歳以上の個人
(日本から申し込める)
プランGrowth・Proの2種類
口座サイズ$50,000・$100,000・$150,000
月額Growth $119〜$229
Pro $139〜$269
利益目標$3,000・$6,000・$9,000
ドローダウン$2,000〜$6,000
(日末トレーリング)
報酬出金額の90%
(1回の上限 $2,500〜$8,000)
持ち越しできない。毎日 朝5時10分に全決済
(冬は6時10分・日本時間)
取引ツールTradovate・NinjaTrader・TradingView

無料トライアルはありません。評価に合格するまで、毎月同じ日に料金が請求されます。

この記事では、日本から使えるか、料金の総額、GrowthとProの違い、出金の条件と受け取り方、CFD版との違いを解説します。知りたいことが決まっている方は、次の見出しから読んでください。

\ 合格後の追加料金なし・報酬は90% /

公式サイト:https://ftmo.com/en/futures/

目次

FTMO Futuresとは|CMEの先物で受ける月額制の評価プログラム

FTMO Futuresは、CMEグループの先物をシミュレーションの口座で取引し、ルールを守って利益を出せるかを評価してもらうプログラムです。評価(Evaluation)は1回だけで、期限はありません。合格するとSim-Funded口座に進み、出金額の90%を報酬として受け取れます。

FTMO Futuresの3つの段階。Evaluation(月額制・利益目標あり)、Sim-Funded(報酬の対象・月額なし)、Live Funded(招待された人だけ)の順に進む。合格すると、月額の請求が止まる
段階することと条件費用
Evaluation
(評価)
利益目標を達成する
期限なし
月額
Sim-Funded利益目標なし
条件を満たすと出金できる
なし
Live Funded実際の資金で取引する
招待された人だけ
市場データ料

EvaluationとSim-Fundedは、どちらもシミュレーションの口座です。値動きはCMEの実際の市場データですが、注文が実際の市場に出ることはありません。Sim-Fundedからは、成績に応じた報酬が実際のお金で支払われます。

Live Funded口座は、自分から申し込むものではありません。Sim-Fundedで出金の実績を重ねた人の中から、FTMOの判断で招待されます(公式サイトの説明)。

2026年9月に始まった新しい製品

FTMO Futuresは2026年9月に始まりました。FTMOは9月17日のプレスリリースで、GrowthとProの2つのプランで先物に参入すると発表しています。

FTMO公式サイトのプレスリリース(スマホ表示)。2026年9月17日付の「FTMO Expands Into Futures Market with the Launch of FTMO Futures」。GrowthとProの2つのプランで先物の新しいプログラムFTMO Futuresを始めた、と書かれている
出典:FTMO公式サイト(プレスリリース)

それまでのFTMOは、FXや株価指数のCFDで受ける「FTMO Challenge」だけでした。先物版は料金もルールも別に作られていて、CFD版の知識はそのまま当てはまりません。違いはCFD版との違いの章にまとめました。

日本から使える?申し込める人と対象外の国

日本に住んでいる人は、FTMO Futuresに申し込めます。公式FAQが挙げる「提供しない国と地域」の一覧に、日本は入っていません。条件は、18歳以上の個人であることです。

FTMO公式FAQ「Who can join FTMO Futures?」の冒頭(スマホ表示)。下の例外を除いて、FTMO Futuresは世界中の顧客が利用でき、登録は個人(natural persons)だけを受け付ける。すでに個人事業主か法人としてFTMOに登録している場合はサポートへ連絡する、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「Who can join FTMO Futures?」

一覧にあるのは101の国と地域です。アジアでは中国・インドネシア・ベトナムなどが対象外で、オーストラリアとロシアも入っています。

対象外の国と地域の一覧(公式FAQの表)を見る
FTMO公式FAQ「Who can join FTMO Futures?」にある、FTMO Futuresを提供しない国と地域の表(スマホ表示)。アフガニスタン、オーストラリア、中国、インドネシア、ロシア、ウクライナ、ベトナムなど101の国と地域が、A〜F・G〜N・P〜Yの3列に並んでいる。日本は載っていない
出典:FTMO公式FAQ「Who can join FTMO Futures?」

表とは別に、イラン・シリア・ミャンマー・北朝鮮の国民と居住者も対象外です。国際的な制裁リストに載っている人、金融犯罪の経歴がある人、過去に契約違反で利用を止められた人も申し込めません。

申し込めるのは個人だけ

FTMO Futuresが受け付けるのは、個人(natural persons)としての登録だけです。個人事業主や法人としては申し込めません。CFD版のFTMO Challengeは個人事業主や法人でも契約できるので、ここは違います。

すでにCFD版を個人事業主か法人で登録している人は、サポートへ連絡するよう案内されています(公式FAQ)。

規約には法人の条件もあるが、FAQは個人だけ

規約(FTMO Futures Evaluation Terms and Conditions)の1.1条は、利用できる人を「18歳以上の個人」と「法人」の2つに分けて書いています。一方、公式FAQは「個人だけを受け付ける」と書き、本人確認も個人の手続き(KYC)しか用意していません。

規約1.1条の原文を見る
FTMO Futures Evaluation Terms and Conditionsの第1条1項。サービスを利用できるのは、1.1.1 18歳以上で国籍や居住地による制限を受けない個人(natural person)、または 1.1.2 制限対象の国や地域に拠点が無い法人(legal entity)、と書かれている
出典:FTMO Futures Evaluation Terms and Conditions

申込画面の入力欄も個人の氏名と住所だけで、会社名の欄はありません。FAQの案内どおり、個人として申し込むことになります。

サイトと規約は英語・サポートは日本語にも対応

公式サイト・会員ページ・申込画面は英語です。規約19.2条は、契約は英語で結び、問い合わせや問題の解決も英語でやり取りすることに同意する、と定めています。

FTMO Futures Evaluation Terms and Conditionsの第19条2項。契約は英語で締結する。契約を結ぶことで、英語を理解し、問題の申し立てと解決を含むすべての目的で英語でやり取りすることに同意したことになる、と書かれている
出典:FTMO Futures Evaluation Terms and Conditions

サポートの対応言語には日本語が入っていますが、時間帯によっては英語だけの対応になります。問い合わせの窓口と、日本語が通じる時間帯は、次の記事にまとめています。

FTMO Futuresの料金|月額・リセット料と日本円の目安

料金は月額制で、Growthが月119〜229ドル、Proが月139〜269ドルです。日本円では約1.9万〜4.3万円が目安です(1ドル=158円で計算)。合格したあとの口座に、料金はかかりません。

口座サイズGrowthPro
$50,000$119/月
(約18,800円)
$139/月
(約22,000円)
$100,000$169/月
(約26,700円)
$199/月
(約31,400円)
$150,000$229/月
(約36,200円)
$269/月
(約42,500円)

会員ページの申込画面でも、同じ金額が表示されます。Growthの$50,000を選んだときの注文の内訳は次のとおりです。

FTMO Futuresの申込画面のOrder Summary。Monthly billing、FTMO EVAL GROWTH50K・$50,000、Tradovate、$119.00。Subtotal $119.00、Discountの欄に「+ Add coupon」、Your total $119.00/month、Next chargeの日付とCancel anytimeの表示。規約への同意と、キャンセル・返金ポリシーへの同意(最初の取引を開くと14日間の撤回の権利を失う)の2つのチェック欄と、Place Orderのボタンがある
出典:FTMOの会員ページ(FTMO Futuresの申込画面)

実際に引き落とされる円の金額は、請求日のレートとカード会社の手数料で変わります。無料トライアルは無く(公式FAQ)、最初の月から料金がかかります。

月額制のしくみ|合格すると請求が止まる

料金は、申し込んだ日と、その後は毎月同じ日に自動で請求されます(規約3.5条)。評価に合格すると契約が終わり、それ以降の請求はありません。Sim-Funded口座を使い始めるための料金(アクティベーション料)もかかりません。

月額制のしくみ。合格したときは請求が止まり、追加の料金なし。失格したときは次の請求日に新しい口座が用意され、契約は続く。すぐやり直すときはリセット料を払い、請求日は変わらない。やめるときは、自分で解約する
FTMO公式FAQ「How does the payment for the Evaluation work? Is it one-time fee or a subscription?」(スマホ表示)。FTMO Futuresは1回払いではなく毎月のサブスクリプションで、申し込んだ日と毎月同じ日に請求される。評価に合格するとサブスクリプションは解約され、Sim-Funded口座とLive Funded口座に料金はかからない。アクティベーション料は無い。リセット料は請求日を変えず、返金されない、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「How does the payment for the Evaluation work? Is it one-time fee or a subscription?」

失格しても、契約は続きます。次の請求日に料金が引き落とされると、新しい評価の口座が用意されます。失格したまま放っておくと、取引していない月の料金も請求されるので注意してください。

FTMO公式サイトのFutures Trading Objectives & RulesにあるMonthly Feeの説明(スマホ表示・Growth $50,000)。月額は$119。アクティベーション料は無い。評価の口座が失格になってもサブスクリプションは有効のままで、次の請求日に新しい口座が用意される、と書かれている
出典:FTMO公式サイト「Futures Trading Objectives & Rules」

リセット料|請求日を待たずにやり直す

次の請求日を待たずにやり直したいときは、リセット料を払うと口座が最初の状態に戻ります。リセット料は月額より10ドル安く、何回でも使えます。

口座サイズGrowthPro
$50,000$109
(約17,200円)
$129
(約20,400円)
$100,000$159
(約25,100円)
$189
(約29,900円)
$150,000$219
(約34,600円)
$259
(約40,900円)

リセットしても請求日は変わりません。請求日の直前に使うと、数日後にまた月額が引き落とされます。リセットできるのは評価の口座だけで、Sim-Funded口座は失格したら評価を買い直します。

合格までにかかる総額の例

月額制では、合格までの月数がそのまま費用になります。$50,000の口座で計算すると、次のとおりです。

合格までGrowth $50,000Pro $50,000
1か月$119
(約18,800円)
$139
(約22,000円)
2か月$238
(約37,600円)
$278
(約43,900円)
3か月$357
(約56,400円)
$417
(約65,900円)
3か月+
リセット1回
$466
(約73,600円)
$546
(約86,300円)

比べる目安として、CFD版のFTMO Challenge(2-Step・$50,000)は1回払いで345ユーロ(約61,100円)です。Growthの$50,000は、4回目の請求で累計476ドル(約75,200円)になり、この金額を超えます。

先物とCFDでは口座サイズの意味が違うので、金額だけの目安として見てください。合格まで時間をかける人ほど、月額制は割高になります。

支払い方法は5つ|ドル決済で、円では払えない

支払いに使えるのは、クレジット/デビットカード・Apple Pay・Google Pay・PayPal・Revolut Payの5つです。どれも即時に反映され、FTMO側の手数料は無料です(公式FAQ)。CFD版で使える仮想通貨と銀行送金は、先物版の一覧にありません。

FTMO公式FAQ「What payment methods are available?」(スマホ表示)。評価のサブスクリプションはデビットカードかクレジットカード、Revolut、PayPalで支払える。支払いはすべて米ドルで処理される。選んだ支払い方法は保存され、更新日ごとに自動で請求される。口座のリセットを買うときは3Dセキュアの認証が必要、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「What payment methods are available?」

決済はすべて米ドルです。日本で発行されたカードで払うと、カード会社のレートで円に換算され、海外事務手数料が上乗せされます。料率はカード会社ごとに違い、JCBは1.60%、三井住友カードと楽天カードは3.63%です。

登録した支払い方法は保存され、2回目からは請求日に自動で引き落とされます。カードの期限切れや残高不足で引き落とせないと、口座の利用がすぐに止まります。48時間以内に支払えば元の状態で再開でき、過ぎると口座は閉じられます(公式FAQ)。

解約と返金の決まり

解約は、会員ページでいつでもできます。解約すると次の請求が止まり、支払い済みの期間の終わりまでは口座を使えます。

FTMO公式FAQ「Can I cancel my subscription?」(スマホ表示)。評価のサブスクリプションは会員ページでいつでも解約できる。解約すると次の更新日の請求が止まり、支払い済みの期間の終わりまでは口座を使える、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「Can I cancel my subscription?」

返金については、規約に次の決まりがあります。

  • 支払った料金は、原則として返金されない(3.13条)
  • 契約から14日以内で、まだ1回も取引していなければ、契約を撤回して返金を受けられる(11.1条)。最初の取引を開くと、この権利は無くなる
  • 解約した契約は、進行中の請求期間の終わりに終了する(12.1条)
  • 料金を変えるときは、少なくとも14日前に通知される(3.6条)
規約の原文(3.13条・11.1条・12.1条)を見る
FTMO Futures Evaluation Terms and Conditionsの第3条13項。規約に明記されている場合や別に合意した場合を除き、支払った料金はどのような場合も返金されない、と書かれている
出典:FTMO Futures Evaluation Terms and Conditions
FTMO Futures Evaluation Terms and Conditionsの第11条1項。消費者は契約から14暦日以内であれば理由なく契約を撤回できる。ただし評価のサービスを使い始めたあとは撤回できない。最初のシミュレーション取引を開くと撤回の権利を失うので、権利を残したい場合は14暦日の間は最初の取引を開かないこと、と書かれている
出典:FTMO Futures Evaluation Terms and Conditions
FTMO Futures Evaluation Terms and Conditionsの第12条1項。契約は期間の定めなく続き、評価に合格したとき、または会員ページでサブスクリプションを解約したときに終わる。解約した場合は、進行中の請求期間の終わりに契約が終了する、と書かれている
出典:FTMO Futures Evaluation Terms and Conditions

日本円で払えるプロップファームを探している方は、Fintokeiの支払い方法の記事も参考にしてください。

GrowthとProの違い|評価のルールを比べる

Growthは月額が安く、評価の間は1日の損失ルールがありません。Proは月額が20〜40ドル高いかわりに、最大ドローダウンが1,000ドル広く、合格後は利益の100%まで出金を申請できます。利益目標と、報酬率の90%は同じです。

GrowthとProの違い。Growthは月額が安く、評価中は1日の損失ルールなし、一貫性ルール40%、出金は利益の50%まで。Proはドローダウンが広く、1日の損失はハード(即失格)、一貫性ルール50%、出金は利益の100%まで。利益目標と報酬率90%は、どちらも同じ
評価のルールGrowthPro
利益目標$3,000/$6,000/$9,000$3,000/$6,000/$9,000
ドローダウン$2,000/$3,500/$5,000$3,000/$4,500/$6,000
1日の損失なし$1,000〜$2,000
(超えると失格)
一貫性ルール40%50%
持てる枚数5/10/15枚5/10/15枚
最短の日数3取引日2取引日
期限なしなし

金額と枚数は、左から$50,000・$100,000・$150,000の口座の順です。公式サイトのルールのページでは、Growthの$50,000は次のように表示されます。

FTMO公式サイトのFutures Trading Objectives & Rulesにある評価(Evaluation)のルール一覧(スマホ表示・Growth $50,000)。取引日は米国東部時間の午後6時から翌日の午後4時10分まで。Profit Target $3,000、Max Drawdown(EOD Trailing)$2,000、Daily Loss Limit None、Consistency Rule 40%、Max Contracts 5 contracts
出典:FTMO公式サイト「Futures Trading Objectives & Rules」
GrowthとProを並べた公式の比較表($50,000)を見る
FTMO公式サイトのFuturesのComparison Table(スマホ表示・$50,000)。評価はProfit TargetがGrowth・Proとも$3,000、Max DrawdownがGrowth $2,000・Pro $3,000、Daily LossがGrowth None・Pro $1,000 Hard、Consistency Ruleが40%以下と50%以下、Max Contractsが5、Monthly Subscriptionが$119と$139、Reset Feeが$109と$129。Sim-FundedはDaily LossがGrowth $1,000 Soft・Pro $1,000 Hard、Withdrawable Amountが50%と100%、Payout FrequencyがEvery 4 daysとEvery 5 days、Payout Capが$2,500と$5,000、Payout Eligibilityが4 days $150/day以上と5 days $200/day以上、Max Concurrent Accountsが3、Payout Ratioが90/10
出典:FTMO公式サイト「Comparison Table」

Proの特徴は、利益目標とドローダウンの比率です。$50,000の口座では、目標の3,000ドルに対してドローダウンも3,000ドルで、1対1になります。Growthは3,000ドルに対して2,000ドルです。

一貫性ルール|最も稼いだ1日は通算の利益の40%(Proは50%)まで

一貫性ルール(Consistency Rule)は、評価に合格するための条件です。最も稼いだ1日の利益が通算の利益に占める割合を、Growthは40%以下、Proは50%以下にする必要があります。

一貫性ルールの計算。最も稼いだ1日÷通算の利益が、Growthは40%まで、Proは50%まで。Growthの例では、$1,200÷$3,000は40%で合格、$1,500÷$3,000は50%で保留、$2,000÷$3,000は66.7%で保留。超えても失格ではなく、通算の利益を増やせば合格

超えても失格にはなりません。割合が基準に収まるまで取引を続けて、通算の利益を増やします。$50,000の口座(利益目標 $3,000)では次のようになります。

最も稼いだ1日Growthで必要な
通算の利益
Proで必要な
通算の利益
$1,200$3,000
(目標どおり)
$3,000
(目標どおり)
$1,500$3,750$3,000
(目標どおり)
$2,000$5,000$4,000
$3,000$7,500$6,000
公式の説明と計算例(Growth)を見る
FTMO公式サイトのFutures Trading Objectives & RulesにあるConsistency Ruleの説明(スマホ表示・Growth)。最も利益が大きかった取引日(Best Day)が、通算の利益(total profit)の40%を超えないこと。通算の利益は、評価の期間のすべての取引日の確定損益の合計。超えても違反にはならず、Best Dayが40%以下になるまで取引を続ける。例として、1日目$2,000、2日目$1,000なら1日目は66.7%で、通算の利益を$5,000以上にする必要がある、と書かれている
出典:FTMO公式サイト「Futures Trading Objectives & Rules」

通算の利益は、評価の期間の確定損益をすべて足した金額で、損失の日も差し引かれます。たとえば +$2,000・−$500・+$1,500 の3日なら通算は$3,000で、最も稼いだ日($2,000)は66.7%になります。

CFD版の1-StepにあるBest Day Ruleは、割る数が「プラスの日の利益の合計」で、損失の日を引きません。同じ3日なら $2,000 ÷ $3,500 で約57%です。先物版のほうが、負けた日があると基準を満たしにくくなります。

このルールがあるのは評価の間だけです。Sim-Funded口座には一貫性ルールがありません。

GrowthとProはどちらを選ぶか

こんな人プラン理由
費用を抑えたいGrowth月額が20〜40ドル安い
1日の値動きが大きいGrowth評価中は1日の損失ルールなし
ドローダウンに
余裕がほしい
ProGrowthより1,000ドル広い
利益をまとめて
出金したい
Pro出せる割合が100%
1回の上限も2倍

Proは、評価でもSim-Fundedでも、1日の損失を1回超えただけで口座を失います。1日の損失を1,000〜2,000ドルに収められるかどうかが、選ぶときの分かれ目です。

FTMO Futuresの取引は、デモ口座(架空の資金)のシミュレーションで行います。報酬は、Sim-Funded口座の成績にもとづいて実際のお金で支払われます。

\ 合格後の追加料金なし・報酬は90% /

公式サイト:https://ftmo.com/en/futures/

損失ルール|日末トレーリングのドローダウンと1日の区切り

失格につながる損失ルールは、最大ドローダウンと1日の損失の2つです。どちらも、含み損益を入れた有効証拠金(残高+含み損益−手数料)がラインに触れた時点で違反になります。

最大ドローダウンは日末の残高で上がり、初期資金で止まる

最大ドローダウンのライン(失格ライン)は、取引日の終わりの残高の最高値から、決まった金額を引いた位置に引かれます。ラインは上がるだけで、下がることはありません。

最大ドローダウンの動き方。Growth・$50,000の口座の例。1日目は開始$50,000でライン$48,000、2日目は前日の残高$51,000でライン$49,000、3日目は前日の残高$50,500でライン$49,000、4日目は前日の残高$52,500でライン$50,000。ラインは上がるだけで、初期資金で止まる
取引日前日の終わりの残高その日の失格ライン
1日目$50,000
(開始)
$48,000
2日目$51,000$49,000
3日目$50,500$49,000
(下がらない)
4日目$52,500$50,000
(初期資金で固定)

これは公式が示すGrowth・$50,000の例です。ラインが初期資金($50,000)に届くと、そこで固定されます。それ以降は、利益がいくら増えても失格ラインは$50,000のままです。

公式の説明と4日間の計算例を見る
FTMO公式サイトのFutures Trading Objectives & RulesにあるMax Drawdownの説明と例(スマホ表示・Growth $50,000)。最大ドローダウンのラインは日末トレーリングで、各取引日の始まりに、それまでの取引日の終わりの最高残高(初期資金のほうが高ければ初期資金)から$2,000を引いて計算する。ラインは上がるだけで下がらず、初期資金に届くとそこで固定される。例は、1日目$48,000、2日目$49,000、3日目$49,000、4日目$50,000
出典:FTMO公式サイト「Futures Trading Objectives & Rules」

ラインを計算し直すのは、取引日の始まりの1回だけです。日中の含み益が一時的に伸びても、その場でラインが上がることはありません。

1日の損失|Growthは評価中なし・Proは超えると失格

Growthは、評価の間は1日の損失ルールがありません。Sim-Funded口座に進むと、次の金額が1日の上限になります。Proは、評価でもSim-Fundedでも同じ金額です。

口座サイズGrowth
(Sim-Funded)
Pro
(評価・Sim-Funded)
$50,000$1,000$1,000
$100,000$2,000$1,500
$150,000$3,000$2,000
超えたときその日の取引が止まる口座を失う

1日の損失ラインは、その取引日の始まりの残高から、決まった金額を引いた位置です。最大ドローダウンと違い、残高が減れば翌日のラインも下がります。

GrowthのSim-Funded口座は「ソフト」な制限です。ラインに触れると全ポジションが決済され、その日は取引できなくなりますが、口座は残り、次の取引日に再開できます。Proは「ハード」な制限で、1回触れると口座が終了します。

取引日の区切りは日本時間の朝7時(11月からは朝8時)

ルールで言う「1日」は、米国東部時間の午後6時から翌日の午後4時10分までです。日本時間では、夏時間の間が朝7時〜翌朝5時10分、冬時間の間が朝8時〜翌朝6時10分にあたります。

取引日の区切り(日本時間)。夏時間(3月中旬〜11月初め)は朝7:00〜翌朝5:10、冬時間(11月初め〜3月中旬)は朝8:00〜翌朝6:10。終わりの時刻に、全ポジションが決済される

米国の夏時間は、2026年は11月1日に終わります。CFD版のFTMO Challengeは中央ヨーロッパ時間の0時が1日の区切りで、冬時間への切り替えは10月25日です。両方を使う人は、切り替えの日が1週間ずれる点に注意してください。

合格の判定、1日の損失ラインの引き直し、出金の条件の集計は、どれもこの区切りで行われます。

Sim-Funded口座のルール|枚数は少なく始まり利益で増える

評価に合格すると、同じサイズのSim-Funded口座が用意されます。利益目標と一貫性ルールは無くなりますが、最初に持てる枚数は評価のときより少なく、利益に応じて増えていきます。

公式のルール一覧(Growth $50,000のSim-Funded口座)を見る
FTMO公式サイトのFutures Trading Objectives & RulesにあるSim-Funded口座のルール一覧(スマホ表示・Growth $50,000)。利益目標と一貫性ルールは無い。Max Drawdown(EOD Trailing)$2,000、Daily Loss Limit Soft $1,000、Max Contracts 2→5 contracts、Max Concurrent Accounts 3 accounts、Payout Eligibility 4 days @ $150+、Min New Profit for Request 50%、Withdrawable Amount 50%、Payout Cap $2,500、Payout Ratio 90/10
出典:FTMO公式サイト「Futures Trading Objectives & Rules」

合格から口座を受け取るまで

  1. 取引日の終わり(米国東部時間の午後4時10分)に評価の口座が閉じられ、月額の請求が止まる
  2. 成績が審査される(通常1〜3営業日)
  3. 会員ページで本人確認(FTMO Identity)を済ませる
  4. Sim-Funded口座の規約に同意する
  5. Sim-Funded口座が用意される

本人確認をするのは、合格したあとです(公式FAQ)。なお、規約6.2条は、評価に合格してもSim-Funded口座の提供を保証するものではないと書いています。

持てる枚数は利益に応じて増える

評価の口座では、$50,000で5枚、$100,000で10枚、$150,000で15枚まで持てます。Sim-Funded口座は2枚・4枚・6枚から始まり、取引日の終わりの利益(初期資金を超えた分)が増えると上限が上がります。

初期資金を
超えた利益
$50,000$100,000$150,000
$0〜$9992枚4枚6枚
$1,000〜$1,9993枚5枚8枚
$2,000〜$2,9995枚8枚10枚
$3,000〜$4,4995枚10枚12枚
$4,500以上5枚10枚15枚

枚数は標準・ミニの銘柄で数え、マイクロは10枚で1枚と数えます。利益が減って区分が下がると、次の取引日から上限も下がります。上限は取引日の終わりの残高で決まるので、出金して残高が減ったときも、区分が下がれば上限が下がる計算です。

公式の説明($50,000の例)を見る
FTMO公式サイトのFutures Trading Objectives & RulesにあるMax Contractsの説明(スマホ表示・Growth $50,000のSim-Funded口座)。最初の上限は2枚で、Scaling Planで増える。初期資金を超えた日末の利益が$0〜$999は2枚、$1,000〜$1,999は3枚、$2,000以上は5枚(マイクロは10倍の枚数)。残高が$53,000で終わると翌取引日から5枚になり、$50,000に戻ると2枚に戻る、と書かれている
出典:FTMO公式サイト「Futures Trading Objectives & Rules」

口座は3つまで・30日取引しないと閉じられる

  • 同時に持てるSim-Funded口座は3つまで(GrowthとProの合計。最大で $150,000 × 3 = $450,000)
  • 評価の口座の数に上限は無い(口座ごとに月額がかかる)
  • 口座の統合はできない
  • Sim-Funded口座はリセットできない。失格したら評価を買い直す
  • 30日続けて取引が無いSim-Funded口座は閉じられる

30日のルールは、禁止取引のページに書かれています。

Live Funded口座は招待制

Live Funded口座は、実際の資金で先物を取引する口座です。FTMOのトレーディング部門が、Sim-Fundedでの取引を確かめたうえで招待します。申し込みの窓口はありません。

公式の説明では、Live Fundedに残るルールは最大ドローダウンだけです。最初の出金の前に一度だけ決まった利益(バッファ)を積む必要があり、そのあとは上限なしで毎日出金を申請できます。報酬率は90%のままで、実際の市場データの料金がかかります(取引所1つ分はFTMOが負担)。

Live Funded口座を提供しない国は35か国あり、日本は入っていません(公式FAQ)。

FTMO Futuresの出金方法|条件・上限と日本での受け取り方

出金(報酬の受け取り)は、Sim-Funded口座で条件を満たすと申請できます。受け取れるのは申請した金額の90%で、1回の申請には、出せる割合と上限額の2つの制限があります。支払いは米ドルで、受け取り方はWise・Revolutの銀行送金・カードへの送金です。

出金の条件GrowthPro
対象の取引日4日5日
1日の最低利益$150/$250/$300$200/$300/$500
出せる割合利益の50%まで利益の100%まで
1回の上限$2,500/$3,000/$4,000$5,000/$6,000/$8,000
受け取る割合90%90%
最低額$20$20

金額は、左から$50,000・$100,000・$150,000の口座の順です。

出金を申請できる条件

申請には、1日の利益が基準を超えた取引日が、Growthで4日、Proで5日必要です。基準に届かなかった日は数えません。届かない日があっても、条件を満たした日が必要な数だけそろえば申請できます。

公式の説明と計算例(Growth $50,000)を見る
FTMO公式サイトのFutures Trading Objectives & RulesにあるPayout Eligibilityの説明(スマホ表示・Growth $50,000)。出金を申請するには、出金サイクルの中で、1日の損益が$150以上の取引日(Qualifying Day)が4日必要。例として、$180・$220・$120・$190の4日では、3日目が基準に届かないので3日しか数えられず、まだ申請できない、と書かれている
出典:FTMO公式サイト「Futures Trading Objectives & Rules」

もう1つ、申請額の半分以上が「今回の出金サイクルで新しく出た利益」であることが必要です。前回から残した利益が$2,000あっても、今回の利益が$400なら、申請できるのは$800までです。

公式の説明(新しい利益の条件)を見る
FTMO公式サイトのFutures Trading Objectives & RulesにあるMin New Profit for Requestの説明(スマホ表示)。出金の申請額の少なくとも50%は、今回の出金サイクルで新しく出た利益でなければならない。例として、前回から残した利益が$2,000、今回の新しい利益が$400なら、申請できるのは最大$800(新しい利益$400と、前回からの$400)、と書かれている
出典:FTMO公式サイト「Futures Trading Objectives & Rules」

いくら受け取れるか|金額の例

受け取る金額は、利益 → 出せる割合 → 1回の上限 → 90% の順に決まります。

出金額の決まり方。Growth・$50,000の口座で、利益が$4,000の例。利益$4,000、出せる割合50%で$2,000、1回の上限$2,500の範囲内なので$2,000、受け取りは90%の$1,800。残りの$2,000は口座に残り、次の出金に回せる
口座と利益申請できる金額受け取る金額
Growth $50,000
利益 $4,000
$2,000
(50%)
$1,800
Growth $50,000
利益 $8,000
$2,500
(上限)
$2,250
Pro $50,000
利益 $4,000
$4,000
(100%)
$3,600
Pro $50,000
利益 $8,000
$5,000
(上限)
$4,500

申請しなかった利益は口座に残り、条件を満たせば次の出金に回せます。

Proで利益を全額出すと、残高が失格ラインに並ぶ

Proは利益の100%を申請できますが、全額を出すと残高が初期資金に戻ります。最大ドローダウンのラインは下がらないので、ラインが初期資金で固定されている口座では、残高と失格ラインが同じ金額になります。

たとえばPro・$50,000の口座で残高が$54,000になると、失格ラインは$50,000で固定されています。ここで$4,000を全額申請すると残高は$50,000になり、損失を出せる余裕がなくなります。

公式FAQも、Proで全額を出金するときは最大ドローダウンに違反しないよう注意を促しています。出金のあとも取引を続けるなら、利益の一部を口座に残して申請します。

受け取り方は4つ|仮想通貨と通常の海外送金は無い

公式FAQが挙げる受け取り方は、Wise・Revolutの銀行送金(Revolut bank wire)・Visa Direct・Mastercard Sendの4つです。支払いは米ドルで、最低額は20ドルです。

FTMO公式FAQ「How do I withdraw my payout from a Sim-Funded Account?」(スマホ表示)。Pro Sim-Funded口座で全額を出金して最大ドローダウンに違反しないよう、出金の条件をよく確かめること。会員ページで申請を確定すると、ポジションと待機注文がすべて閉じられる。支払いはUSDで、最低額は$20。受け取り方はWise、Revolut bank wire、Visa DirectとMastercard Sendの即時出金(Mastercard Sendは米国の顧客は不可)、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「How do I withdraw my payout from a Sim-Funded Account?」
受け取り方内容日本での注意
WiseWiseのアカウントで受け取る日本でも米ドルの口座情報を持てる
Revolutの
銀行送金
FAQの表記は「Revolut bank wire」詳しい説明がFAQに無い
Visa DirectVisaのカードへ即時送金日本のカードの可否は記載なし
Mastercard
Send
Mastercardのカードへ即時送金日本のカードの可否は記載なし

CFD版のFTMO Challengeの出金方法には、通常の国際銀行送金と仮想通貨(USDTなど)もあります。先物版でこの2つが使えるかをサポートのライブチャットで尋ねたところ、回答は「FAQに書かれている方法だけ」でした。

FTMOのライブチャットの画面。日本に住む人がFTMO Futuresの報酬を受け取る方法として、FAQにあるWise・Revolut bank wire・Visa Direct・Mastercard Sendのほかに、日本の銀行口座への通常の国際送金や仮想通貨が使えるかを尋ねた質問に対し、担当者が「At the moment, I can assist you in English, only the methods mentioned above.」と答えている。担当者の名前と写真は伏せてある
出典:FTMOのライブチャット

チャットを開いたのは土曜日の日本時間14時台で、担当者につながるまで約12分かかりました。このときの対応は英語だけでした。

4つのうち、日本に住む人が受け取り口を用意できると確かめられたのはWiseです。Wiseの公式ページは、日本に住む人が米ドルを受け取るときの手数料を案内しています。米国の国内送金(ACH)なら無料、電信送金やSWIFT送金なら1回6.11ドルです。受け取った米ドルを円に替えて日本の銀行口座へ移すときは、別にWiseの両替の手数料がかかります。

報酬にかかる税金は、自分で申告します。FTMOは税金の助言をしないとFAQに書いています。

CFD版で報酬を受け取る手順と、日本の銀行で受け取るときの手数料は、次の記事で解説しています。

本人確認はパスポートと住所確認の書類

本人確認(FTMO Identity)に使えるのは、国籍が書かれた公的な身分証(パスポートか国民IDカード)と、6か月以内に発行された住所確認の書類です(公式FAQ)。米国以外に住む人の運転免許証は受け付けられません。審査は通常1営業日以内です。

FTMO公式FAQ「When do I complete FTMO Identity?」(スマホ表示)。本人確認(FTMO Identity・KYC)は、評価に合格したあと、Sim-Funded口座に進む前に行う。本人確認が承認され、Sim-Funded口座の規約に署名すると、口座が提供される。FTMO Futuresは個人(B2C)だけに対応していて、法人の確認(KYB)は利用できない、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「When do I complete FTMO Identity?」

住所確認の書類は、銀行の取引明細・公共料金の請求書・賃貸契約書・公的機関からの郵便物などです。氏名・住所・発行日が入っている必要があります。

取引できる銘柄・時間・禁止取引

取引できるのはCMEグループの先物30銘柄で、株価指数・金属・エネルギー・通貨・仮想通貨がそろっています。ポジションは翌日に持ち越せず、毎日 日本時間の朝5時10分(冬は6時10分)にすべて決済されます。

30銘柄の一覧

分類銘柄(シンボル)
株価指数
(9)
NQ・ES・YM・RTY・NKD(日経225)
マイクロ: MNQ・MES・MYM・M2K
金属
(5)
GC(金)・SI(銀)・HG(銅)・PL(プラチナ)
マイクロ: MGC
エネルギー
(3)
CL(原油)・NG(天然ガス)
マイクロ: MCL
通貨
(11)
6E・6J(日本円)・6B・6A・6C・6S・6N・E7
マイクロ: M6E・M6A・M6B
仮想通貨
(2)
マイクロ: MBT(ビットコイン)・MET(イーサ)

NQはナスダック100、ESはS&P500、YMはダウ、RTYはラッセル2000の先物です。日本の投資家になじみのある銘柄では、NKD(ドル建ての日経225先物)と6J(日本円の通貨先物)があります。

公式FAQの銘柄一覧(シンボルと名称)を見る
FTMO公式FAQ「Which instruments can I trade with FTMO Futures?」の銘柄の表(スマホ表示)。標準・ミニはGC(Gold)、SI(Silver)、HG(Copper)、PL(Platinum)、CL(Crude Oil)、NG(Natural Gas)、NQ(E-mini NASDAQ 100)、ES(E-mini S&P 500)、YM(E-mini Dow Jones)、RTY(E-mini Russell 2000)、NKD(Nikkei/USD)、6E(Euro FX)、6J(Japanese Yen)、6B、6A、6C、6S、6N、E7の19銘柄。マイクロはMNQ、MES、MGC、MYM、M2K、M6E、MBT(Micro Bitcoin)、MET(Micro Ether)、MCL、M6A、M6Bの11銘柄
出典:FTMO公式FAQ「Which instruments can I trade with FTMO Futures?」

口座の通貨は米ドルだけで、レバレッジの設定はありません。持てる量は、枚数の上限で決まります。

手数料と市場データ

取引のたびに、取引所の手数料・NFA(全米先物協会)の手数料・FTMOの手数料の3つが損益に反映されます。FTMOの分は、ミニが片道0.50ドル、マイクロが片道0.20ドルです。

FTMO公式FAQ「Which instruments can I trade with FTMO Futures?」の手数料の説明(スマホ表示)。1枚あたりの取引コストは、取引所の手数料、NFAの手数料、FTMOの手数料(ミニは片道$0.50、マイクロは片道$0.20)の3つ。取引所とNFAの手数料は変わることがあるので、取引所のサイトで確かめるよう書かれている
出典:FTMO公式FAQ「Which instruments can I trade with FTMO Futures?」

取引所とNFAの金額は公式サイトに載っておらず、各取引所のページで確かめるよう案内されています。

レベル1の市場データ(最良の売値と買値)は月額に含まれます。板情報(レベル2)は、FTMOのログイン情報では購入できないと公式FAQに書かれています。一方、プラットフォームの紹介ページはNinjaTraderとTradovateでDepth of Marketを使えると説明していて、公式の中で書き方が分かれています。板情報を使う人は、申し込む前にサポートへ確かめてください。

毎日 朝5時10分(冬は6時10分)にすべて決済される

ポジションと待機注文は、取引日の終わり(米国東部時間の午後4時10分)までに自分で閉じる決まりです。残っていたものはプラットフォームが自動で決済・取り消しますが、公式は「この機能に頼らないように」と書いています。

FTMO公式FAQ「Do I have to close my positions before the market close or before the weekend?」(スマホ表示)。FTMO Futuresは市場の終了をまたぐポジションの保有を認めない。各取引日の米国東部時間の午後4時10分か、該当する市場の終了の早いほうまでに、全ポジションを閉じ、損切りや指値を含む待機注文をすべて取り消す。残ったものは自動で決済・取り消しされるが、この機能に頼らないこと、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「Do I have to close my positions before the market close or before the weekend?」

持ち越しができないので、限月の乗り換え(ロールオーバー)の操作は要りません。数日かけて保有するスイングトレードはできません。

経済指標の発表時も取引できます。ただし、指標の時間帯にだけ取引を集中させるやり方は、リスク管理の基準に合わない例として挙げられています。

禁止取引8つ

  1. サービスの不具合や、シミュレーション特有の性質を利用する取引
  2. 口座のドローダウンの上限だけを損切りの代わりにする取引
  3. 複数の口座(他社・他人の口座を含む)を使った両建て
  4. 他人の売買をコピーする取引(シグナル配信・コピーツールを含む)
  5. 高頻度取引(HFT)やレイテンシー裁定などの自動売買
  6. CMEの値幅制限の2%以内での新規注文
  7. 取引日の終わりを越えたポジションと注文の持ち越し
  8. 実際の先物市場では再現できない取引(過大な枚数・一方向への賭けなど)

自動売買そのものは認められています。自分の口座どうしのコピーも、口座ごとにルールを守っていれば使えます。同じ口座の中での両建ては、3番目の禁止の対象から外れています。

6番目は先物ならではのルールです。公式FAQの例では、株価指数の先物は前日の清算値から7%動くと最初の値幅制限に達するため、5%を超えて動いた時点で新規の注文ができなくなります。

公式の禁止取引のページ(原文)を見る
FTMO公式サイトのFutures Forbidden Trading Practices(スマホ表示)。禁止される取引として、1 サービスの悪用や操作、2 独立したリスク管理のない取引、3 口座をまたぐ両建てやリスクの相殺、4 他のトレーダーの取引のコピー、5 禁止される自動売買(高頻度取引やレイテンシー裁定)、6 CMEの値幅制限の2%以内での取引、7 取引日の終わりを越えたポジションや待機注文の保有、8 実際の先物市場の基準に合わない取引、が番号つきで並んでいる
出典:FTMO公式サイト「Futures Forbidden Trading Practices」

違反すると、取引の取り消し・口座の終了・報酬の没収などの対象になります。VPNやVPSの利用、旅行先からの取引は認められています。

プラットフォームはTradovate・NinjaTrader・TradingView

使えるのは3つで、ログイン情報は共通です。どれか1つに決める必要はなく、いつでも切り替えられます。MT4・MT5・cTraderは使えません。

プラットフォーム使える端末
TradovateWindows・Mac・ブラウザ
iOS・Android
NinjaTraderWindows・ブラウザ
iOS・Android
TradingViewWindows・Mac・ブラウザ
iOS・Android

TradingViewへは、Tradovateのログイン情報で接続します。

CFDのFTMO Challengeとの違い14項目

同じFTMOでも、先物版とCFD版は別の製品です。ログインは共通で、2つを同時に使えますが、料金・ルール・受け取り方は重なりません。

CFD版と先物版の違い。CFD版のFTMO Challengeは、料金は最初に1回(ユーロ)、翌日への持ち越しOK、MT4・MT5・cTrader。先物版のFTMO Futuresは、料金は毎月(ドル)、毎日すべて決済、Tradovate・NinjaTrader。ログインは共通で、2つを同時に使える
項目FTMO FuturesFTMO Challenge
(CFD)
取引するものCMEの先物
30銘柄
FX・指数・商品
などのCFD
料金月額
$119〜$269
1回払い
€79〜€1,080
料金の返金なし2-Stepのみ
返金あり
無料トライアルなしあり(14日間)
評価の回数1回1回か2回
損失ルール金額で決まる
($2,000〜$6,000)
初期資金の割合
(最大10%)
持ち越しできない
(毎日全決済)
翌日へ
持ち越せる
指標の発表時制限なし合格後に
制限あり
取引ツールTradovate
NinjaTrader
TradingView
MT4・MT5
cTrader
TradingView
口座の通貨米ドルだけ7通貨
持てる口座Sim-Fundedは
3つまで
合計 $400,000
まで
報酬90%
(上限あり)
80〜90%
受け取り方Wise・Revolut
カード
銀行送金
仮想通貨
カードなど
申し込める人個人だけ個人・法人
個人事業主

指標の発表時の制限は、CFD版の合格後のStandard口座で、発表の前後2分に新規と決済ができなくなるものです。2-Stepの料金は、合格後の最初の報酬と一緒に返金されます。

CFD版でためたFTMO Pointsは、先物版の料金には使えません(公式FAQ)。口座の統合もできません。

先物版が合う人・CFD版が合う人

先物版が合うのは、次のような人です。

  • NQ・ES・GCなどの先物の取引に慣れていて、TradovateやNinjaTraderを使っている
  • その日のうちに決済するデイトレードが中心
  • 経済指標の発表時も制限なく取引したい

CFD版が合うのは、次のような人です。

  • MT4・MT5でFXやゴールドを取引している
  • ポジションを翌日以降に持ち越す
  • 料金を1回払いにして、合格まで時間をかけたい

CFD版の料金と、1-Step・2-Stepのルールは次の記事で解説しています。

\ 無料トライアルは何回でも /

公式サイト:https://ftmo.com/en/

FTMO Futuresの始め方|登録からログインまで

申し込みは、FTMOのアカウントを作り、プランと口座サイズを選んで支払うだけです。評価の口座は、支払いから通常1時間以内に用意されます。本人確認は合格したあとなので、始める時点では要りません。

STEP
FTMOのアカウントを作る

FTMOの公式サイトでアカウントを登録します。メールアドレスとパスワードで作れます。CFD版と先物版でログインは共通なので、すでにFTMOのアカウントがある人は、そのまま使えます。

STEP
プランと口座サイズを選ぶ

申込画面(Set Up Your Evaluation)で、Product(GrowthかPro)とAccount Balance($50,000・$100,000・$150,000)を選びます。Trading Platformは「Tradovate」の1つで、NinjaTraderとTradingViewも同じログイン情報で使えます。

FTMO Futuresの申込画面「Set Up Your Evaluation」(PC表示)。ProductはGROWTH(RECOMMENDED・Sim-Fundedでは4日の出金サイクル・50%の出金・Soft DLL)とPRO(5日の出金サイクル・100%の出金・Hard DLL)。Account Balanceは$50,000が$119.00/month、$100,000が$169.00/month、$150,000が$229.00/month。Trading PlatformはTradovate(All in one)で、Tradovate・NinjaTrader・TradingViewのアイコンが並ぶ
出典:FTMOの会員ページ(FTMO Futuresの申込画面)(PC表示)
STEP
氏名と住所を入力して支払う

Personal Informationに、氏名・メールアドレス・電話番号・住所を入力します。居住国(Country of residence)ではJapanを選べます。

Order Summaryで金額と次回の請求日を確かめ、規約と、キャンセル・返金ポリシーの2つにチェックを入れて「Place Order」を押します。クーポンコードの入力欄(+ Add coupon)もここにあります。

STEP
ログイン情報を受け取る

評価の口座は自動で作られます。通常は1時間以内、遅くても24時間以内です(公式FAQ)。ログイン情報は、会員ページのAccounts Overviewにある「Credentials」のボタンで確認でき、メールでも通知が届きます。

STEP
プラットフォームにログインする

Tradovateを開き、会員ページで確認したユーザー名とパスワードを入力します。初回は市場データの利用者区分(Market Data Subscriber Certification)を聞かれます。FTMOは、ほとんどの利用者が非プロ(non-professional)に当たると案内しています。Trading Modeは「Simulation」を選びます。

FTMO公式FAQ「How do I log in to Tradovate?」(スマホ表示)。FTMO FuturesのTradovateへのログインには、FTMOが発行するユーザー名とパスワードを使う。会員ページのAccounts OverviewにあるCredentialsのボタンで確認できる。ログイン後、Market Data Subscriber Certificationでは多くの利用者がnon-professionalに当たり、Trading ModeはSimulationを選ぶ、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「How do I log in to Tradovate?」

2つ目のチェック欄には、最初の取引を開くと、14日以内でも契約を撤回できなくなることが書かれています。申し込んだプランやサイズを変えたいときは、取引を始める前に連絡してください。

\ 合格後の追加料金なし・報酬は90% /

公式サイト:https://ftmo.com/en/futures/

よくある質問

FTMO Futuresに無料トライアルはありますか?

ありません。評価を月額で申し込むところから始まります。CFD版のFTMO Challengeには、14日間の無料トライアルがあります。

評価に失格したら、料金はどうなりますか?

支払った料金は返金されません。契約は続くので、次の請求日に料金が引き落とされると新しい口座が用意されます。待たずにやり直すときはリセット料($109〜$259)を払い、やめるときは会員ページで解約します。

合格したあとも月額はかかりますか?

かかりません。合格すると契約が終わり、Sim-Funded口座にもLive Funded口座にも、月額やアクティベーション料はありません。

ポジションを翌日に持ち越せますか?

持ち越せません。米国東部時間の午後4時10分(日本時間の朝5時10分、冬は6時10分)までに、ポジションと待機注文をすべて閉じる決まりです。

EA・自動売買は使えますか?

使えます。ただし、高頻度取引やレイテンシー裁定、他人の売買をコピーする仕組みは禁止されています。自分の口座どうしのコピーは認められています。

CFD版のFTMO Challengeと同時に使えますか?

使えます。ログインは共通で、別の製品として並べて使えます。CFD版を個人事業主か法人で登録している人は、サポートへの連絡が必要です。

法人で申し込めますか?

申し込めません。公式FAQは個人だけを受け付けると書いていて、法人向けの確認手続き(KYB)もありません。

日本語で問い合わせできますか?

FTMOのサポートは、対応言語に日本語を挙げています。ただし、土曜日の日本時間14時台にライブチャットで問い合わせたときは、英語での対応でした。公式サイト・会員ページ・規約は英語です。

税金はどうなりますか?

報酬にかかる税金は、自分で申告します。FTMOは税金の助言をしないとFAQに書いています。申告の区分は、税務署か税理士に確認してください。

まとめ|FTMO Futuresは月額制で、日本から申し込める

  • FTMO Futuresは、CMEの先物30銘柄で受ける月額制の評価プログラム。日本に住む18歳以上の個人が申し込める
  • 料金はGrowthが月119〜229ドル、Proが月139〜269ドル。合格すると請求が止まり、追加の料金は無い
  • 最大ドローダウンは日末トレーリングで、初期資金に届くと固定される。Proは1日の損失を超えると口座を失う
  • 出金は申請額の90%。Growthは利益の50%まで、Proは100%までで、1回の上限がある
  • ポジションは持ち越せず、毎日 日本時間の朝5時10分(冬は6時10分)に全決済される

月額制は、合格までの月数がそのまま費用になります。失格したまま放置すると料金だけがかかるので、続けないときは解約を忘れないでください。FTMOのほかの記事は、FTMOの記事一覧にまとめています。

日本語で問い合わせる方法と、公式サイトの対応言語は、次の記事で解説しています。

\ 合格後の追加料金なし・報酬は90% /

公式サイト:https://ftmo.com/en/futures/

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