FTMO Futures(エフティーエムオー・フューチャーズ)は、プロップファームのFTMOが2026年9月に始めた、先物版の評価プログラムです。料金は月額119ドルからのサブスクリプションで、合格すると請求が止まり、追加の料金なしでSim-Funded口座(報酬の対象になる口座)に進めます。
日本は対象外の国に入っておらず、18歳以上の個人なら申し込めます。CFD版のFTMO Challengeとは、料金の払い方・損失ルール・取引できる時間・報酬の受け取り方がどれも違います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取引するもの | CMEグループの先物 30銘柄 |
| 申し込める人 | 18歳以上の個人 (日本から申し込める) |
| プラン | Growth・Proの2種類 |
| 口座サイズ | $50,000・$100,000・$150,000 |
| 月額 | Growth $119〜$229 Pro $139〜$269 |
| 利益目標 | $3,000・$6,000・$9,000 |
| ドローダウン | $2,000〜$6,000 (日末トレーリング) |
| 報酬 | 出金額の90% (1回の上限 $2,500〜$8,000) |
| 持ち越し | できない。毎日 朝5時10分に全決済 (冬は6時10分・日本時間) |
| 取引ツール | Tradovate・NinjaTrader・TradingView |
無料トライアルはありません。評価に合格するまで、毎月同じ日に料金が請求されます。
この記事では、日本から使えるか、料金の総額、GrowthとProの違い、出金の条件と受け取り方、CFD版との違いを解説します。知りたいことが決まっている方は、次の見出しから読んでください。
\ 合格後の追加料金なし・報酬は90% /
公式サイト:https://ftmo.com/en/futures/
FTMO Futuresとは|CMEの先物で受ける月額制の評価プログラム
FTMO Futuresは、CMEグループの先物をシミュレーションの口座で取引し、ルールを守って利益を出せるかを評価してもらうプログラムです。評価(Evaluation)は1回だけで、期限はありません。合格するとSim-Funded口座に進み、出金額の90%を報酬として受け取れます。

| 段階 | することと条件 | 費用 |
|---|---|---|
| Evaluation (評価) | 利益目標を達成する 期限なし | 月額 |
| Sim-Funded | 利益目標なし 条件を満たすと出金できる | なし |
| Live Funded | 実際の資金で取引する 招待された人だけ | 市場データ料 |
EvaluationとSim-Fundedは、どちらもシミュレーションの口座です。値動きはCMEの実際の市場データですが、注文が実際の市場に出ることはありません。Sim-Fundedからは、成績に応じた報酬が実際のお金で支払われます。
Live Funded口座は、自分から申し込むものではありません。Sim-Fundedで出金の実績を重ねた人の中から、FTMOの判断で招待されます(公式サイトの説明)。
2026年9月に始まった新しい製品
FTMO Futuresは2026年9月に始まりました。FTMOは9月17日のプレスリリースで、GrowthとProの2つのプランで先物に参入すると発表しています。

それまでのFTMOは、FXや株価指数のCFDで受ける「FTMO Challenge」だけでした。先物版は料金もルールも別に作られていて、CFD版の知識はそのまま当てはまりません。違いはCFD版との違いの章にまとめました。
日本から使える?申し込める人と対象外の国
日本に住んでいる人は、FTMO Futuresに申し込めます。公式FAQが挙げる「提供しない国と地域」の一覧に、日本は入っていません。条件は、18歳以上の個人であることです。

一覧にあるのは101の国と地域です。アジアでは中国・インドネシア・ベトナムなどが対象外で、オーストラリアとロシアも入っています。
対象外の国と地域の一覧(公式FAQの表)を見る

表とは別に、イラン・シリア・ミャンマー・北朝鮮の国民と居住者も対象外です。国際的な制裁リストに載っている人、金融犯罪の経歴がある人、過去に契約違反で利用を止められた人も申し込めません。
申し込めるのは個人だけ
FTMO Futuresが受け付けるのは、個人(natural persons)としての登録だけです。個人事業主や法人としては申し込めません。CFD版のFTMO Challengeは個人事業主や法人でも契約できるので、ここは違います。
すでにCFD版を個人事業主か法人で登録している人は、サポートへ連絡するよう案内されています(公式FAQ)。
規約には法人の条件もあるが、FAQは個人だけ
規約(FTMO Futures Evaluation Terms and Conditions)の1.1条は、利用できる人を「18歳以上の個人」と「法人」の2つに分けて書いています。一方、公式FAQは「個人だけを受け付ける」と書き、本人確認も個人の手続き(KYC)しか用意していません。
規約1.1条の原文を見る

申込画面の入力欄も個人の氏名と住所だけで、会社名の欄はありません。FAQの案内どおり、個人として申し込むことになります。
サイトと規約は英語・サポートは日本語にも対応
公式サイト・会員ページ・申込画面は英語です。規約19.2条は、契約は英語で結び、問い合わせや問題の解決も英語でやり取りすることに同意する、と定めています。

サポートの対応言語には日本語が入っていますが、時間帯によっては英語だけの対応になります。問い合わせの窓口と、日本語が通じる時間帯は、次の記事にまとめています。

FTMO Futuresの料金|月額・リセット料と日本円の目安
料金は月額制で、Growthが月119〜229ドル、Proが月139〜269ドルです。日本円では約1.9万〜4.3万円が目安です(1ドル=158円で計算)。合格したあとの口座に、料金はかかりません。
| 口座サイズ | Growth | Pro |
|---|---|---|
| $50,000 | $119/月 (約18,800円) | $139/月 (約22,000円) |
| $100,000 | $169/月 (約26,700円) | $199/月 (約31,400円) |
| $150,000 | $229/月 (約36,200円) | $269/月 (約42,500円) |
会員ページの申込画面でも、同じ金額が表示されます。Growthの$50,000を選んだときの注文の内訳は次のとおりです。

実際に引き落とされる円の金額は、請求日のレートとカード会社の手数料で変わります。無料トライアルは無く(公式FAQ)、最初の月から料金がかかります。
月額制のしくみ|合格すると請求が止まる
料金は、申し込んだ日と、その後は毎月同じ日に自動で請求されます(規約3.5条)。評価に合格すると契約が終わり、それ以降の請求はありません。Sim-Funded口座を使い始めるための料金(アクティベーション料)もかかりません。


失格しても、契約は続きます。次の請求日に料金が引き落とされると、新しい評価の口座が用意されます。失格したまま放っておくと、取引していない月の料金も請求されるので注意してください。

リセット料|請求日を待たずにやり直す
次の請求日を待たずにやり直したいときは、リセット料を払うと口座が最初の状態に戻ります。リセット料は月額より10ドル安く、何回でも使えます。
| 口座サイズ | Growth | Pro |
|---|---|---|
| $50,000 | $109 (約17,200円) | $129 (約20,400円) |
| $100,000 | $159 (約25,100円) | $189 (約29,900円) |
| $150,000 | $219 (約34,600円) | $259 (約40,900円) |
リセットしても請求日は変わりません。請求日の直前に使うと、数日後にまた月額が引き落とされます。リセットできるのは評価の口座だけで、Sim-Funded口座は失格したら評価を買い直します。
合格までにかかる総額の例
月額制では、合格までの月数がそのまま費用になります。$50,000の口座で計算すると、次のとおりです。
| 合格まで | Growth $50,000 | Pro $50,000 |
|---|---|---|
| 1か月 | $119 (約18,800円) | $139 (約22,000円) |
| 2か月 | $238 (約37,600円) | $278 (約43,900円) |
| 3か月 | $357 (約56,400円) | $417 (約65,900円) |
| 3か月+ リセット1回 | $466 (約73,600円) | $546 (約86,300円) |
比べる目安として、CFD版のFTMO Challenge(2-Step・$50,000)は1回払いで345ユーロ(約61,100円)です。Growthの$50,000は、4回目の請求で累計476ドル(約75,200円)になり、この金額を超えます。
先物とCFDでは口座サイズの意味が違うので、金額だけの目安として見てください。合格まで時間をかける人ほど、月額制は割高になります。
支払い方法は5つ|ドル決済で、円では払えない
支払いに使えるのは、クレジット/デビットカード・Apple Pay・Google Pay・PayPal・Revolut Payの5つです。どれも即時に反映され、FTMO側の手数料は無料です(公式FAQ)。CFD版で使える仮想通貨と銀行送金は、先物版の一覧にありません。

決済はすべて米ドルです。日本で発行されたカードで払うと、カード会社のレートで円に換算され、海外事務手数料が上乗せされます。料率はカード会社ごとに違い、JCBは1.60%、三井住友カードと楽天カードは3.63%です。
登録した支払い方法は保存され、2回目からは請求日に自動で引き落とされます。カードの期限切れや残高不足で引き落とせないと、口座の利用がすぐに止まります。48時間以内に支払えば元の状態で再開でき、過ぎると口座は閉じられます(公式FAQ)。
解約と返金の決まり
解約は、会員ページでいつでもできます。解約すると次の請求が止まり、支払い済みの期間の終わりまでは口座を使えます。

返金については、規約に次の決まりがあります。
- 支払った料金は、原則として返金されない(3.13条)
- 契約から14日以内で、まだ1回も取引していなければ、契約を撤回して返金を受けられる(11.1条)。最初の取引を開くと、この権利は無くなる
- 解約した契約は、進行中の請求期間の終わりに終了する(12.1条)
- 料金を変えるときは、少なくとも14日前に通知される(3.6条)
規約の原文(3.13条・11.1条・12.1条)を見る



日本円で払えるプロップファームを探している方は、Fintokeiの支払い方法の記事も参考にしてください。

GrowthとProの違い|評価のルールを比べる
Growthは月額が安く、評価の間は1日の損失ルールがありません。Proは月額が20〜40ドル高いかわりに、最大ドローダウンが1,000ドル広く、合格後は利益の100%まで出金を申請できます。利益目標と、報酬率の90%は同じです。

| 評価のルール | Growth | Pro |
|---|---|---|
| 利益目標 | $3,000/$6,000/$9,000 | $3,000/$6,000/$9,000 |
| ドローダウン | $2,000/$3,500/$5,000 | $3,000/$4,500/$6,000 |
| 1日の損失 | なし | $1,000〜$2,000 (超えると失格) |
| 一貫性ルール | 40% | 50% |
| 持てる枚数 | 5/10/15枚 | 5/10/15枚 |
| 最短の日数 | 3取引日 | 2取引日 |
| 期限 | なし | なし |
金額と枚数は、左から$50,000・$100,000・$150,000の口座の順です。公式サイトのルールのページでは、Growthの$50,000は次のように表示されます。

GrowthとProを並べた公式の比較表($50,000)を見る

Proの特徴は、利益目標とドローダウンの比率です。$50,000の口座では、目標の3,000ドルに対してドローダウンも3,000ドルで、1対1になります。Growthは3,000ドルに対して2,000ドルです。
一貫性ルール|最も稼いだ1日は通算の利益の40%(Proは50%)まで
一貫性ルール(Consistency Rule)は、評価に合格するための条件です。最も稼いだ1日の利益が通算の利益に占める割合を、Growthは40%以下、Proは50%以下にする必要があります。

超えても失格にはなりません。割合が基準に収まるまで取引を続けて、通算の利益を増やします。$50,000の口座(利益目標 $3,000)では次のようになります。
| 最も稼いだ1日 | Growthで必要な 通算の利益 | Proで必要な 通算の利益 |
|---|---|---|
| $1,200 | $3,000 (目標どおり) | $3,000 (目標どおり) |
| $1,500 | $3,750 | $3,000 (目標どおり) |
| $2,000 | $5,000 | $4,000 |
| $3,000 | $7,500 | $6,000 |
公式の説明と計算例(Growth)を見る

通算の利益は、評価の期間の確定損益をすべて足した金額で、損失の日も差し引かれます。たとえば +$2,000・−$500・+$1,500 の3日なら通算は$3,000で、最も稼いだ日($2,000)は66.7%になります。
CFD版の1-StepにあるBest Day Ruleは、割る数が「プラスの日の利益の合計」で、損失の日を引きません。同じ3日なら $2,000 ÷ $3,500 で約57%です。先物版のほうが、負けた日があると基準を満たしにくくなります。
このルールがあるのは評価の間だけです。Sim-Funded口座には一貫性ルールがありません。
GrowthとProはどちらを選ぶか
| こんな人 | プラン | 理由 |
|---|---|---|
| 費用を抑えたい | Growth | 月額が20〜40ドル安い |
| 1日の値動きが大きい | Growth | 評価中は1日の損失ルールなし |
| ドローダウンに 余裕がほしい | Pro | Growthより1,000ドル広い |
| 利益をまとめて 出金したい | Pro | 出せる割合が100% 1回の上限も2倍 |
Proは、評価でもSim-Fundedでも、1日の損失を1回超えただけで口座を失います。1日の損失を1,000〜2,000ドルに収められるかどうかが、選ぶときの分かれ目です。
FTMO Futuresの取引は、デモ口座(架空の資金)のシミュレーションで行います。報酬は、Sim-Funded口座の成績にもとづいて実際のお金で支払われます。
\ 合格後の追加料金なし・報酬は90% /
公式サイト:https://ftmo.com/en/futures/
損失ルール|日末トレーリングのドローダウンと1日の区切り
失格につながる損失ルールは、最大ドローダウンと1日の損失の2つです。どちらも、含み損益を入れた有効証拠金(残高+含み損益−手数料)がラインに触れた時点で違反になります。
最大ドローダウンは日末の残高で上がり、初期資金で止まる
最大ドローダウンのライン(失格ライン)は、取引日の終わりの残高の最高値から、決まった金額を引いた位置に引かれます。ラインは上がるだけで、下がることはありません。

| 取引日 | 前日の終わりの残高 | その日の失格ライン |
|---|---|---|
| 1日目 | $50,000 (開始) | $48,000 |
| 2日目 | $51,000 | $49,000 |
| 3日目 | $50,500 | $49,000 (下がらない) |
| 4日目 | $52,500 | $50,000 (初期資金で固定) |
これは公式が示すGrowth・$50,000の例です。ラインが初期資金($50,000)に届くと、そこで固定されます。それ以降は、利益がいくら増えても失格ラインは$50,000のままです。
公式の説明と4日間の計算例を見る

ラインを計算し直すのは、取引日の始まりの1回だけです。日中の含み益が一時的に伸びても、その場でラインが上がることはありません。
1日の損失|Growthは評価中なし・Proは超えると失格
Growthは、評価の間は1日の損失ルールがありません。Sim-Funded口座に進むと、次の金額が1日の上限になります。Proは、評価でもSim-Fundedでも同じ金額です。
| 口座サイズ | Growth (Sim-Funded) | Pro (評価・Sim-Funded) |
|---|---|---|
| $50,000 | $1,000 | $1,000 |
| $100,000 | $2,000 | $1,500 |
| $150,000 | $3,000 | $2,000 |
| 超えたとき | その日の取引が止まる | 口座を失う |
1日の損失ラインは、その取引日の始まりの残高から、決まった金額を引いた位置です。最大ドローダウンと違い、残高が減れば翌日のラインも下がります。
GrowthのSim-Funded口座は「ソフト」な制限です。ラインに触れると全ポジションが決済され、その日は取引できなくなりますが、口座は残り、次の取引日に再開できます。Proは「ハード」な制限で、1回触れると口座が終了します。
取引日の区切りは日本時間の朝7時(11月からは朝8時)
ルールで言う「1日」は、米国東部時間の午後6時から翌日の午後4時10分までです。日本時間では、夏時間の間が朝7時〜翌朝5時10分、冬時間の間が朝8時〜翌朝6時10分にあたります。

米国の夏時間は、2026年は11月1日に終わります。CFD版のFTMO Challengeは中央ヨーロッパ時間の0時が1日の区切りで、冬時間への切り替えは10月25日です。両方を使う人は、切り替えの日が1週間ずれる点に注意してください。
合格の判定、1日の損失ラインの引き直し、出金の条件の集計は、どれもこの区切りで行われます。
Sim-Funded口座のルール|枚数は少なく始まり利益で増える
評価に合格すると、同じサイズのSim-Funded口座が用意されます。利益目標と一貫性ルールは無くなりますが、最初に持てる枚数は評価のときより少なく、利益に応じて増えていきます。
公式のルール一覧(Growth $50,000のSim-Funded口座)を見る

合格から口座を受け取るまで
- 取引日の終わり(米国東部時間の午後4時10分)に評価の口座が閉じられ、月額の請求が止まる
- 成績が審査される(通常1〜3営業日)
- 会員ページで本人確認(FTMO Identity)を済ませる
- Sim-Funded口座の規約に同意する
- Sim-Funded口座が用意される
本人確認をするのは、合格したあとです(公式FAQ)。なお、規約6.2条は、評価に合格してもSim-Funded口座の提供を保証するものではないと書いています。
持てる枚数は利益に応じて増える
評価の口座では、$50,000で5枚、$100,000で10枚、$150,000で15枚まで持てます。Sim-Funded口座は2枚・4枚・6枚から始まり、取引日の終わりの利益(初期資金を超えた分)が増えると上限が上がります。
| 初期資金を 超えた利益 | $50,000 | $100,000 | $150,000 |
|---|---|---|---|
| $0〜$999 | 2枚 | 4枚 | 6枚 |
| $1,000〜$1,999 | 3枚 | 5枚 | 8枚 |
| $2,000〜$2,999 | 5枚 | 8枚 | 10枚 |
| $3,000〜$4,499 | 5枚 | 10枚 | 12枚 |
| $4,500以上 | 5枚 | 10枚 | 15枚 |
枚数は標準・ミニの銘柄で数え、マイクロは10枚で1枚と数えます。利益が減って区分が下がると、次の取引日から上限も下がります。上限は取引日の終わりの残高で決まるので、出金して残高が減ったときも、区分が下がれば上限が下がる計算です。
公式の説明($50,000の例)を見る

口座は3つまで・30日取引しないと閉じられる
- 同時に持てるSim-Funded口座は3つまで(GrowthとProの合計。最大で $150,000 × 3 = $450,000)
- 評価の口座の数に上限は無い(口座ごとに月額がかかる)
- 口座の統合はできない
- Sim-Funded口座はリセットできない。失格したら評価を買い直す
- 30日続けて取引が無いSim-Funded口座は閉じられる
30日のルールは、禁止取引のページに書かれています。
Live Funded口座は招待制
Live Funded口座は、実際の資金で先物を取引する口座です。FTMOのトレーディング部門が、Sim-Fundedでの取引を確かめたうえで招待します。申し込みの窓口はありません。
公式の説明では、Live Fundedに残るルールは最大ドローダウンだけです。最初の出金の前に一度だけ決まった利益(バッファ)を積む必要があり、そのあとは上限なしで毎日出金を申請できます。報酬率は90%のままで、実際の市場データの料金がかかります(取引所1つ分はFTMOが負担)。
Live Funded口座を提供しない国は35か国あり、日本は入っていません(公式FAQ)。
FTMO Futuresの出金方法|条件・上限と日本での受け取り方
出金(報酬の受け取り)は、Sim-Funded口座で条件を満たすと申請できます。受け取れるのは申請した金額の90%で、1回の申請には、出せる割合と上限額の2つの制限があります。支払いは米ドルで、受け取り方はWise・Revolutの銀行送金・カードへの送金です。
| 出金の条件 | Growth | Pro |
|---|---|---|
| 対象の取引日 | 4日 | 5日 |
| 1日の最低利益 | $150/$250/$300 | $200/$300/$500 |
| 出せる割合 | 利益の50%まで | 利益の100%まで |
| 1回の上限 | $2,500/$3,000/$4,000 | $5,000/$6,000/$8,000 |
| 受け取る割合 | 90% | 90% |
| 最低額 | $20 | $20 |
金額は、左から$50,000・$100,000・$150,000の口座の順です。
出金を申請できる条件
申請には、1日の利益が基準を超えた取引日が、Growthで4日、Proで5日必要です。基準に届かなかった日は数えません。届かない日があっても、条件を満たした日が必要な数だけそろえば申請できます。
公式の説明と計算例(Growth $50,000)を見る

もう1つ、申請額の半分以上が「今回の出金サイクルで新しく出た利益」であることが必要です。前回から残した利益が$2,000あっても、今回の利益が$400なら、申請できるのは$800までです。
公式の説明(新しい利益の条件)を見る

いくら受け取れるか|金額の例
受け取る金額は、利益 → 出せる割合 → 1回の上限 → 90% の順に決まります。

| 口座と利益 | 申請できる金額 | 受け取る金額 |
|---|---|---|
| Growth $50,000 利益 $4,000 | $2,000 (50%) | $1,800 |
| Growth $50,000 利益 $8,000 | $2,500 (上限) | $2,250 |
| Pro $50,000 利益 $4,000 | $4,000 (100%) | $3,600 |
| Pro $50,000 利益 $8,000 | $5,000 (上限) | $4,500 |
申請しなかった利益は口座に残り、条件を満たせば次の出金に回せます。
Proで利益を全額出すと、残高が失格ラインに並ぶ
Proは利益の100%を申請できますが、全額を出すと残高が初期資金に戻ります。最大ドローダウンのラインは下がらないので、ラインが初期資金で固定されている口座では、残高と失格ラインが同じ金額になります。
たとえばPro・$50,000の口座で残高が$54,000になると、失格ラインは$50,000で固定されています。ここで$4,000を全額申請すると残高は$50,000になり、損失を出せる余裕がなくなります。
公式FAQも、Proで全額を出金するときは最大ドローダウンに違反しないよう注意を促しています。出金のあとも取引を続けるなら、利益の一部を口座に残して申請します。
受け取り方は4つ|仮想通貨と通常の海外送金は無い
公式FAQが挙げる受け取り方は、Wise・Revolutの銀行送金(Revolut bank wire)・Visa Direct・Mastercard Sendの4つです。支払いは米ドルで、最低額は20ドルです。

| 受け取り方 | 内容 | 日本での注意 |
|---|---|---|
| Wise | Wiseのアカウントで受け取る | 日本でも米ドルの口座情報を持てる |
| Revolutの 銀行送金 | FAQの表記は「Revolut bank wire」 | 詳しい説明がFAQに無い |
| Visa Direct | Visaのカードへ即時送金 | 日本のカードの可否は記載なし |
| Mastercard Send | Mastercardのカードへ即時送金 | 日本のカードの可否は記載なし |
CFD版のFTMO Challengeの出金方法には、通常の国際銀行送金と仮想通貨(USDTなど)もあります。先物版でこの2つが使えるかをサポートのライブチャットで尋ねたところ、回答は「FAQに書かれている方法だけ」でした。

チャットを開いたのは土曜日の日本時間14時台で、担当者につながるまで約12分かかりました。このときの対応は英語だけでした。
4つのうち、日本に住む人が受け取り口を用意できると確かめられたのはWiseです。Wiseの公式ページは、日本に住む人が米ドルを受け取るときの手数料を案内しています。米国の国内送金(ACH)なら無料、電信送金やSWIFT送金なら1回6.11ドルです。受け取った米ドルを円に替えて日本の銀行口座へ移すときは、別にWiseの両替の手数料がかかります。
報酬にかかる税金は、自分で申告します。FTMOは税金の助言をしないとFAQに書いています。
CFD版で報酬を受け取る手順と、日本の銀行で受け取るときの手数料は、次の記事で解説しています。

本人確認はパスポートと住所確認の書類
本人確認(FTMO Identity)に使えるのは、国籍が書かれた公的な身分証(パスポートか国民IDカード)と、6か月以内に発行された住所確認の書類です(公式FAQ)。米国以外に住む人の運転免許証は受け付けられません。審査は通常1営業日以内です。

住所確認の書類は、銀行の取引明細・公共料金の請求書・賃貸契約書・公的機関からの郵便物などです。氏名・住所・発行日が入っている必要があります。
取引できる銘柄・時間・禁止取引
取引できるのはCMEグループの先物30銘柄で、株価指数・金属・エネルギー・通貨・仮想通貨がそろっています。ポジションは翌日に持ち越せず、毎日 日本時間の朝5時10分(冬は6時10分)にすべて決済されます。
30銘柄の一覧
| 分類 | 銘柄(シンボル) |
|---|---|
| 株価指数 (9) | NQ・ES・YM・RTY・NKD(日経225) マイクロ: MNQ・MES・MYM・M2K |
| 金属 (5) | GC(金)・SI(銀)・HG(銅)・PL(プラチナ) マイクロ: MGC |
| エネルギー (3) | CL(原油)・NG(天然ガス) マイクロ: MCL |
| 通貨 (11) | 6E・6J(日本円)・6B・6A・6C・6S・6N・E7 マイクロ: M6E・M6A・M6B |
| 仮想通貨 (2) | マイクロ: MBT(ビットコイン)・MET(イーサ) |
NQはナスダック100、ESはS&P500、YMはダウ、RTYはラッセル2000の先物です。日本の投資家になじみのある銘柄では、NKD(ドル建ての日経225先物)と6J(日本円の通貨先物)があります。
公式FAQの銘柄一覧(シンボルと名称)を見る

口座の通貨は米ドルだけで、レバレッジの設定はありません。持てる量は、枚数の上限で決まります。
手数料と市場データ
取引のたびに、取引所の手数料・NFA(全米先物協会)の手数料・FTMOの手数料の3つが損益に反映されます。FTMOの分は、ミニが片道0.50ドル、マイクロが片道0.20ドルです。

取引所とNFAの金額は公式サイトに載っておらず、各取引所のページで確かめるよう案内されています。
レベル1の市場データ(最良の売値と買値)は月額に含まれます。板情報(レベル2)は、FTMOのログイン情報では購入できないと公式FAQに書かれています。一方、プラットフォームの紹介ページはNinjaTraderとTradovateでDepth of Marketを使えると説明していて、公式の中で書き方が分かれています。板情報を使う人は、申し込む前にサポートへ確かめてください。
毎日 朝5時10分(冬は6時10分)にすべて決済される
ポジションと待機注文は、取引日の終わり(米国東部時間の午後4時10分)までに自分で閉じる決まりです。残っていたものはプラットフォームが自動で決済・取り消しますが、公式は「この機能に頼らないように」と書いています。

持ち越しができないので、限月の乗り換え(ロールオーバー)の操作は要りません。数日かけて保有するスイングトレードはできません。
経済指標の発表時も取引できます。ただし、指標の時間帯にだけ取引を集中させるやり方は、リスク管理の基準に合わない例として挙げられています。
禁止取引8つ
- サービスの不具合や、シミュレーション特有の性質を利用する取引
- 口座のドローダウンの上限だけを損切りの代わりにする取引
- 複数の口座(他社・他人の口座を含む)を使った両建て
- 他人の売買をコピーする取引(シグナル配信・コピーツールを含む)
- 高頻度取引(HFT)やレイテンシー裁定などの自動売買
- CMEの値幅制限の2%以内での新規注文
- 取引日の終わりを越えたポジションと注文の持ち越し
- 実際の先物市場では再現できない取引(過大な枚数・一方向への賭けなど)
自動売買そのものは認められています。自分の口座どうしのコピーも、口座ごとにルールを守っていれば使えます。同じ口座の中での両建ては、3番目の禁止の対象から外れています。
6番目は先物ならではのルールです。公式FAQの例では、株価指数の先物は前日の清算値から7%動くと最初の値幅制限に達するため、5%を超えて動いた時点で新規の注文ができなくなります。
公式の禁止取引のページ(原文)を見る

違反すると、取引の取り消し・口座の終了・報酬の没収などの対象になります。VPNやVPSの利用、旅行先からの取引は認められています。
プラットフォームはTradovate・NinjaTrader・TradingView
使えるのは3つで、ログイン情報は共通です。どれか1つに決める必要はなく、いつでも切り替えられます。MT4・MT5・cTraderは使えません。
| プラットフォーム | 使える端末 |
|---|---|
| Tradovate | Windows・Mac・ブラウザ iOS・Android |
| NinjaTrader | Windows・ブラウザ iOS・Android |
| TradingView | Windows・Mac・ブラウザ iOS・Android |
TradingViewへは、Tradovateのログイン情報で接続します。
CFDのFTMO Challengeとの違い14項目
同じFTMOでも、先物版とCFD版は別の製品です。ログインは共通で、2つを同時に使えますが、料金・ルール・受け取り方は重なりません。

| 項目 | FTMO Futures | FTMO Challenge (CFD) |
|---|---|---|
| 取引するもの | CMEの先物 30銘柄 | FX・指数・商品 などのCFD |
| 料金 | 月額 $119〜$269 | 1回払い €79〜€1,080 |
| 料金の返金 | なし | 2-Stepのみ 返金あり |
| 無料トライアル | なし | あり(14日間) |
| 評価の回数 | 1回 | 1回か2回 |
| 損失ルール | 金額で決まる ($2,000〜$6,000) | 初期資金の割合 (最大10%) |
| 持ち越し | できない (毎日全決済) | 翌日へ 持ち越せる |
| 指標の発表時 | 制限なし | 合格後に 制限あり |
| 取引ツール | Tradovate NinjaTrader TradingView | MT4・MT5 cTrader TradingView |
| 口座の通貨 | 米ドルだけ | 7通貨 |
| 持てる口座 | Sim-Fundedは 3つまで | 合計 $400,000 まで |
| 報酬 | 90% (上限あり) | 80〜90% |
| 受け取り方 | Wise・Revolut カード | 銀行送金 仮想通貨 カードなど |
| 申し込める人 | 個人だけ | 個人・法人 個人事業主 |
指標の発表時の制限は、CFD版の合格後のStandard口座で、発表の前後2分に新規と決済ができなくなるものです。2-Stepの料金は、合格後の最初の報酬と一緒に返金されます。
CFD版でためたFTMO Pointsは、先物版の料金には使えません(公式FAQ)。口座の統合もできません。
先物版が合う人・CFD版が合う人
先物版が合うのは、次のような人です。
- NQ・ES・GCなどの先物の取引に慣れていて、TradovateやNinjaTraderを使っている
- その日のうちに決済するデイトレードが中心
- 経済指標の発表時も制限なく取引したい
CFD版が合うのは、次のような人です。
- MT4・MT5でFXやゴールドを取引している
- ポジションを翌日以降に持ち越す
- 料金を1回払いにして、合格まで時間をかけたい
CFD版の料金と、1-Step・2-Stepのルールは次の記事で解説しています。

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FTMO Futuresの始め方|登録からログインまで
申し込みは、FTMOのアカウントを作り、プランと口座サイズを選んで支払うだけです。評価の口座は、支払いから通常1時間以内に用意されます。本人確認は合格したあとなので、始める時点では要りません。
FTMOのアカウントを作る
FTMOの公式サイトでアカウントを登録します。メールアドレスとパスワードで作れます。CFD版と先物版でログインは共通なので、すでにFTMOのアカウントがある人は、そのまま使えます。
プランと口座サイズを選ぶ
申込画面(Set Up Your Evaluation)で、Product(GrowthかPro)とAccount Balance($50,000・$100,000・$150,000)を選びます。Trading Platformは「Tradovate」の1つで、NinjaTraderとTradingViewも同じログイン情報で使えます。

氏名と住所を入力して支払う
Personal Informationに、氏名・メールアドレス・電話番号・住所を入力します。居住国(Country of residence)ではJapanを選べます。
Order Summaryで金額と次回の請求日を確かめ、規約と、キャンセル・返金ポリシーの2つにチェックを入れて「Place Order」を押します。クーポンコードの入力欄(+ Add coupon)もここにあります。
ログイン情報を受け取る
評価の口座は自動で作られます。通常は1時間以内、遅くても24時間以内です(公式FAQ)。ログイン情報は、会員ページのAccounts Overviewにある「Credentials」のボタンで確認でき、メールでも通知が届きます。
プラットフォームにログインする
Tradovateを開き、会員ページで確認したユーザー名とパスワードを入力します。初回は市場データの利用者区分(Market Data Subscriber Certification)を聞かれます。FTMOは、ほとんどの利用者が非プロ(non-professional)に当たると案内しています。Trading Modeは「Simulation」を選びます。

2つ目のチェック欄には、最初の取引を開くと、14日以内でも契約を撤回できなくなることが書かれています。申し込んだプランやサイズを変えたいときは、取引を始める前に連絡してください。
\ 合格後の追加料金なし・報酬は90% /
公式サイト:https://ftmo.com/en/futures/
よくある質問
まとめ|FTMO Futuresは月額制で、日本から申し込める
- FTMO Futuresは、CMEの先物30銘柄で受ける月額制の評価プログラム。日本に住む18歳以上の個人が申し込める
- 料金はGrowthが月119〜229ドル、Proが月139〜269ドル。合格すると請求が止まり、追加の料金は無い
- 最大ドローダウンは日末トレーリングで、初期資金に届くと固定される。Proは1日の損失を超えると口座を失う
- 出金は申請額の90%。Growthは利益の50%まで、Proは100%までで、1回の上限がある
- ポジションは持ち越せず、毎日 日本時間の朝5時10分(冬は6時10分)に全決済される
月額制は、合格までの月数がそのまま費用になります。失格したまま放置すると料金だけがかかるので、続けないときは解約を忘れないでください。FTMOのほかの記事は、FTMOの記事一覧にまとめています。
日本語で問い合わせる方法と、公式サイトの対応言語は、次の記事で解説しています。

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