Bitget(ビットゲット)は2026年8月3日、日本居住者へのサービス提供を終了すると発表しました。新規登録はすでに受け付けておらず、既存の口座も2026年11月1日 11:00に決済専用へ切り替わり、12月31日 11:00には残っているポジションが強制決済されます。
口座に資産が残っている方は、11月1日までにポジションと運用商品を整理し、暗号資産を自分のウォレットか別の取引所へ出金してください。9月24日(日本時間25日未明)には約3億5,160万ドルの不正流出が起き、出金が一時止まりました。この記事では、撤退の日程、出金の手順、安全性と評判の現状をまとめます。
| 日時(日本時間) | 起きること |
|---|---|
| 2026年8月3日 | 日本居住者の新規登録を終了 |
| 2026年9月17日以降 | 日本居住者と判定された口座に通知が届く |
| 2026年9月25日 3:31 | 不正流出を検知して出金を一時停止。9月28日から通貨ごとに再開(再開日程) |
| 2026年11月1日 11:00 | 決済専用(クローズオンリー)モードへ。新しい取引はできない(使える機能) |
| 2026年12月31日 11:00 | 残っているポジションを強制決済。カードサービスも停止 |
Bitgetの日本撤退スケジュール|11月1日と12月31日に変わること
Bitget公式の「重要なお知らせ:日本居住者の皆様への重要なご案内」は、日本の規制を守る取り組みの一環として、日本居住者のアカウントに段階的な制限をかけると告知しています。区切りは11月1日と12月31日の2回です。
11月1日 11:00から使える機能・使えなくなる機能
11月1日 11:00(日本時間)から、日本居住者の口座は「クローズオンリーモード」になります。ポジションを新しく建てることも、買い増すこともできません。
| 区分 | 機能 |
|---|---|
| 使える | ポジションの決済/暗号資産の出金/入金(制限付き)/BTC・ETHへの交換(Convert) |
| 使えない | 現物取引/先物取引/P2P取引/Earn(資産運用)/カードサービス/コピートレード/取引Bot |
交換(Convert)は暗号資産同士に限られ、交換先はBTCとETHの2つだけです。アルトコインをUSDTなどに替えてから出金したい場合は、現物取引が使える11月1日 11:00より前に済ませてください。入金にかかる「制限」の中身は、公式FAQに書かれていません。
12月31日 11:00に残ったポジションは強制決済
12月31日 11:00(日本時間)の時点で残っているポジションは、すべての商品で強制的に決済されます。公式FAQは、不利な価格で決済されるのを避けるために、できるだけ早く自分で決済するよう求めています。カードサービスも同じ時刻に止まります。
公式FAQは、暗号資産の出金機能をこの日以降も継続して使えると案内しています。ただし期限を過ぎると、決済する価格を自分で選べません。
海外在住なのに日本居住者と判定された場合
日本居住者として扱われるのは、2026年9月17日以降にBitgetから通知を受け取ったユーザーです。すでに日本に住んでいない方は、11月1日 11:00までにレベル2本人確認(住所証明)を済ませると、口座を使い続けられます。
- 使える書類は、銀行の取引明細書・公共料金の請求書・納税証明書の3種類
- 書類の名義は、本人確認書類と一致している必要がある
- 2026年12月31日〜2027年1月13日は住所情報を更新できない(1月14日に再開)
Bitgetの既存ユーザーが今やること|出金までの5ステップ
口座を持っている方がやることは次の5つです。上から順に進めると、11月1日の切り替えに間に合います。
通知メールと口座の中身を確認する
Bitgetから届いた通知メールを確認し、口座にログインして、現物の残高、先物・マージンのポジション、Earn、コピートレード、取引Botの稼働状況を洗い出します。
本人確認の再認証を求めるメールが届いている場合は先に対応します。30日以内に済ませないと、取引と出金が制限される可能性があります。
ポジションと運用商品を閉じる
先物・マージンのポジションは自分で決済し、コピートレードと取引Botは停止、Earnは解約して現物ウォレットに戻します。11月1日以降は決済しかできず、12月31日には強制決済になります。
出金する通貨にそろえる
11月1日 11:00以降の交換先はBTCとETHだけです。USDTなど別の通貨で出金したい場合は、それまでに現物取引で替えておきます。
暗号資産を出金する
自分で管理するウォレットか、別の取引所の入金アドレスへ送ります。通貨とネットワークを送り先と一致させ、最初は少額で着金を確かめてから残りを送ります。
取引履歴を保存する
確定申告の損益計算に使う取引履歴と入出金履歴を、ログインできるうちに保存しておきます。
Bitgetの出金手順と、9月の出金停止からの再開状況
暗号資産を出金する手順(ウェブ版)
公式ガイド「暗号資産(仮想通貨)の出金方法 – ウェブ版」の手順は次のとおりです。
- Bitgetにログインし、右上のウォレットアイコンから「出金」を開く
- 出金する通貨と、送り先に対応したネットワークを選ぶ
- 送り先のウォレットアドレスを貼り付ける
- 数量を入力し、表示された手数料と受取金額を確認する
- セキュリティ認証を済ませて、着金を待つ
着金までの時間は、Bitgetではなくブロックチェーンの混雑状況で決まります。送り先がBitgetの別アカウントなら、メールアドレス・電話番号・UIDを指定する内部振替が使え、無料ですぐに届きます。
- 通貨とネットワークが送り先と違うと、送った資産を取り戻せなくなるおそれがある
- 国内の取引所へ送る場合は、その取引所が対応している通貨とネットワークを先に確認する
- まとまった額を送る前に、少額でテスト送金する
9月25日からの出金停止と再開スケジュール
Bitgetは2026年9月24日 18:31(UTC。日本時間では25日 3:31)に不正送金を検知し、すべての出金を一時停止しました。再開は通貨ごとの段階制で、公式の「出金サービスに関するお知らせ」が示した日程は次のとおりです。
| 再開日時(日本時間) | 通貨 | ネットワーク |
|---|---|---|
| 9月28日 17:00 | BTC | Bitcoin / BSC |
| 9月29日 17:00 | ETH | Ethereum / BSC / Arbitrum / Base / Optimism |
| 9月30日 17:00 | USDT | Ethereum / BSC / Solana / Tron |
| 10月2日 17:00 | その他のトークン・法定通貨・P2P | — |
2026年10月1日時点で、BTC・ETH・USDTは予定どおり再開が告知されています。それ以外の通貨を持っている方は、10月2日 17:00以降に出金画面を確認してください。
日本円にして受け取りたい場合
公式ガイドには、銀行振込・即時売却・P2P取引で法定通貨に替えて出金する方法も載っています。ただし、P2P取引は11月1日からクローズオンリーの対象です。12月31日以降も使えると公式FAQが明記しているのは、暗号資産の出金だけです。
日本円にしたい場合は、暗号資産のまま国内の取引所へ送り、そこで売却する方法が確実です。
Bitgetが日本から撤退する理由|金融庁の警告2回と規約の変更
Bitgetは理由を、日本の規制を守るための継続的な取り組みの一環と説明しています。背景にあるのは、金融庁からの2回の警告です。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2023年3月31日 | 金融庁がBitget Limitedに警告(無登録で暗号資産交換業を行っていたため) |
| 2024年11月28日 | 金融庁が2回目の警告 |
| 2025年2月 | 日本のApp StoreとGoogle PlayでBitgetアプリをダウンロードできなくなる |
| 2026年8月3日 | 日本居住者向けサービスの終了を発表。新規登録を終了 |
金融庁の警告は、資金決済法が定める登録を受けずに、インターネットを通じて日本居住者を相手に暗号資産交換業を行っていたことに対するものです。2024年11月の警告資料には、代表者としてGracy Chen氏の名前が記載されています。
2026年8月3日に更新された利用規約は、サービスを使えない「禁止国」のひとつに日本を挙げています。現在の公式サイトも、ページ上部に「日本居住者を対象とするものではありません」という注意書きを表示しています。
Bitgetの安全性|9月の不正流出と保護基金の現状
2026年9月24日、Bitgetのホットウォレットとウォームウォレットの一部から暗号資産が不正に送金されました。公式のセキュリティ通知とその後のお知らせの内容を整理します。
| 項目 | 公式発表の内容 |
|---|---|
| 検知日時 | 2026年9月24日 18:31 UTC(日本時間25日 3:31) |
| 影響額 | 初報は約3億5,160万ドル。9月30日のお知らせでは推定3億8,800万ドル |
| 流出元 | ホットウォレットとウォームウォレットの一部。コールドウォレットは無事 |
| ユーザー資産 | アカウント残高は影響を受けていない。損失は保護基金で補填 |
| 出金 | 一時停止し、9月28日から通貨ごとに再開 |
| 準備金証明 | 9月30日に更新。ユーザー資産を1:1で裏付けていると公表 |
保護基金は3億900万ドルまで減っている

Bitgetは流出の穴埋めに保護基金を充て、9月30日に基金を3億ドル超まで補充したと発表しました。保護基金ページの評価額は、2026年10月時点で3億900万ドル(3,705 BTC)です。
流出直後のセキュリティ通知は基金の規模を4億6,400万ドル超と記載していたので、基金は流出前より小さくなっています。評価額はビットコイン建てで、毎日0:00(UTC)の価格で変わります。
高橋健一当サイトはBitgetのCEOに取材し、安全性やセキュリティの考え方を聞いています
当サイトがCEOのGracy Chen氏に取材した際、同氏は保護基金の規模を「6億ドル」と説明し、コールドウォレットとホットウォレットの分離やマルチシグネチャーで資産を守っていると話していました。今回の流出はそのホットウォレット側で起きており、基金の規模は取材時のおよそ半分です。


口座に資産がある間にしておく対策
- 2段階認証と、公式が案内しているフィッシング防止コードを設定する
- Bitgetを名乗るメールやSMSのリンクからログインしない(公式もフィッシング詐欺への注意喚起を繰り返し出している)
- 取引に使わない資産は取引所に置いたままにせず、出金を進める
Bitget(ビットゲット)の悪い評判・口コミ
Bitgetの弱点は、評価サイトの点数、出金、案内の言語、規制の4つです。
Trustpilotの評価は5点満点で1.7


レビューサイトのTrustpilotでは、2026年10月時点でBitgetのスコアは1.7、レビュー数は1,696件です。星1つが75%を占め、星5つは12%にとどまります。2025年1月のスコアは3.0だったので、1年9か月で大きく下がりました。
Bitgetはネガティブなレビューの87%に返信しており、返信までの期間は通常1週間以内です。
出金に時間がかかる・出金が止まった
編集部が出金したときは、早いと数十分で着金する一方、審査が入ると数時間以上かかり、着金の時刻を読めませんでした。
2026年9月25日からは不正流出の影響ですべての出金が止まりました。BTC・ETH・USDT以外の通貨は再開予定が10月2日で、停止は1週間を超えます。
撤退の案内が英語のまま


サポートはチャットとメールで受け付けています。編集部が問い合わせたときは、すぐに日本語で返信がありました。
一方で、日本居住者向けのサービス終了について詳しく書かれた公式FAQと、9月のセキュリティ通知は、日本語サイトでも英語のまま掲載されています。
規制でサービスが止まるリスクが現実になった
金融庁に登録のない海外取引所は、日本の利用者保護の枠組みの外にあり、規制への対応でサービスが止まる可能性を常に抱えています。Bitgetでは、2026年8月の発表でそれが現実になりました。
Bitget(ビットゲット)の良い評判・口コミ


サービスを使えていた期間に評価されていたのは次の3点です。いずれも、日本居住者は11月1日 11:00以降に使えなくなります。
- コピートレード:実績のあるトレーダーの取引を自動でまねできる
- レバレッジ取引:先物や現物マージンなど、取引の種類が多い
- 取扱銘柄の多さ:国内の取引所にないアルトコインを売買できる
のコピートレード完全攻略|やり方や実際にやってみた結果を紹介|CRYPTOFX-300x158.png)
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Bitget(ビットゲット)を実際に使ってみて感じたデメリット


実際にBitgetを使ってみて、「ここはもう少し改善してほしい」と感じた点が3つありました。編集部がユーザーとして使った経験をもとにした感想です。
出金手続きの分かりにくさと時間が読めないところ
Bitgetでは出金時のセキュリティチェックが厳格で、利用者としてはスムーズに感じられない場面がありました。
- 出金までの時間が予測しにくい:早いときは数十分で着金する一方、審査状況によっては数時間以上かかり、資金管理の計画がずれました。
- 2段階認証やKYCエラーへの対応:認証コードが届かなかったり、KYCの再提出を求められたりして、運営とのやりとりに時間がかかりました。
スマホアプリの安定性にやや不安
スマホアプリは直感的で扱いやすい一方、値動きが激しいときやアクセスが集中する時間帯には、画面が一時的に固まったり読み込みが遅くなったりしました。
- チャートの自動リロード:相場が急変しているときにチャートの更新が遅れ、リロードを繰り返す場面がありました。
- アップデート頻度:アップデートのたびにUIが少しずつ変わり、慣れるまでに時間がかかりました。
キャンペーンの条件がやや複雑
ボーナスやキャンペーンは種類が多い反面、特典を受け取るための条件が複雑でした。
- 入金額や取引量による達成ライン:報酬を得るための最低入金額や取引高が高めに設定されていることがあり、初心者にはハードルが高い印象でした。
- 先物取引限定のボーナス利用:一部のボーナスは先物取引専用で、現物しか取引しないユーザーには使い道が限られました。
Bitget(ビットゲット)を実際に使ってみて感じたメリット


数か月使うなかで、「ここは本当にメリットだ」と感じた点も3つありました。
取り扱い銘柄が多く、分散投資しやすい
1つの口座で多くの銘柄を扱えるのは便利でした。
- 海外取引所ならではの充実度:国内取引所では取り扱いが少ないアルトコインや新興プロジェクトを売買できました。
- 新銘柄の上場頻度が高い:新しいトークンが次々に上場し、早い段階で買える機会がありました。
とは|将来性や買い方を徹底解説|CRYPTOFX-300x158.png)
とは|将来性や買い方を徹底解説|CRYPTOFX-300x158.png)
コピートレードが思った以上に便利


最初はコピートレードにあまり興味がありませんでしたが、使ってみると、成績の良いトレーダーを選べたときのパフォーマンスの高さに驚きました。
- データ分析がしやすい:勝率や損益、過去の取引履歴が分かりやすく表示され、トレーダーを見極める材料として十分でした。
- 相場分析の手間を省ける:仕事が忙しい期間でも、選んだトレーダーの取引が自動で反映されました。
保護基金が実際に使われた
利用していた当時、保護基金と準備金証明が公開されている点は安心材料でした。2026年9月の不正流出では、この基金が実際に補填に使われ、ユーザーのアカウント残高は影響を受けていません。
ただし、基金は一度大きく減り、出金も通貨によって3日から1週間以上止まりました。基金があっても、資産を取引所に置いたままにするリスクは残ります。
Bitget撤退後の移行先の選び方
移行先は、Bitgetで何をしていたかで変わります。
| Bitgetでの使い方 | 移行先の候補 | 注意点 |
|---|---|---|
| 現物を長く持つ | 金融庁に登録された国内の暗号資産交換業者/自己管理ウォレット | 国内の取引所は取扱銘柄が限られる。扱いのないアルトコインはウォレットで保管する |
| レバレッジ取引 | 国内の暗号資産交換業者の証拠金取引/海外FX業者の暗号資産CFD | 国内は個人のレバレッジが2倍まで。海外FX業者は金融庁に登録がなく、Bitgetと同じ規制リスクがある |
| コピートレード | 海外FX業者のコピートレード | 同上 |
金融庁に登録された暗号資産交換業者は、金融庁が公開している暗号資産交換業者登録一覧で確認できます。
当サイトでは、暗号資産をCFDで取引できる海外FX業者としてXMとVantageを解説しています。どちらも金融庁の登録を受けていない海外業者なので、規制でサービスが変わる可能性がある点はBitgetと同じです。
Bitget(ビットゲット)の評判・安全性についてよくある質問【FAQ】


Bitget(ビットゲット)の評判・安全性まとめ【総合評価】


- 日本居住者の新規登録は2026年8月3日で終了
- 11月1日 11:00から決済専用、12月31日 11:00に残ったポジションを強制決済
- 9月24日(日本時間25日未明)に約3億5,160万ドルの不正流出。アカウント残高への影響はなく、出金は通貨ごとに再開
- 金融庁の警告は2回、Trustpilotのスコアは1.7
日本居住者にとって、Bitgetは新しく使い始める取引所ではなく、資産を引き揚げる取引所になりました。口座に資産が残っている方は、11月1日を待たずにポジションの整理と出金を進めてください。

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