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FTMOの失格条件5つと失格になったら|不合格後の返金・再挑戦の方法

FTMOの失格条件 全5つを解説 利益はどうなる?
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FTMO(エフティーエムオー)の失格条件は、1日の損失・全体の損失・合格後のニュースと持ち越しの制限・禁止取引・長期の放置の5つです。損失ラインは含み損を入れた有効証拠金で判定され、割るとポジションが自動で全部決済されて、口座を失います。

失格しても追加の請求はありません。ただし料金は戻らず、もう一度挑戦するには買い直します。

知りたいこと答え
1日の損失2-Step 5%
1-Step・Instant 3%
全体の損失10%
(ラインの動きは製品で違う)
$100,000の
ライン
1日 $5,000か$3,000
全体 $10,000
判定の基準含み損込みの有効証拠金
1日の区切り日本時間 冬8時・夏7時
失格にならない一貫性ルール・最低取引日
料金返金されない
未請求の利益規約では報酬の権利なし
再挑戦買い直す
(待機期間・割引なし)

この記事では、失格ラインの金額と数え方、失格したあとの料金と利益の扱い、再挑戦の方法を解説します。知りたいことが決まっている方は、次の見出しから読んでください。

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公式サイト:https://ftmo.com/en/

目次

FTMOの失格条件は5つ|ルール違反の早見表

FTMOで口座が終わる条件は、大きく5つです。このうち損失ラインの2つだけは、割った瞬間に自動で終わります。ほかの3つは、対象の口座やFTMOの判断によって扱いが変わります。

FTMOの失格条件は5つ。1日の損失は2-Stepが5%で1-StepとInstantが3%、全体の損失は初期資金の10%で含み損も入る、ニュースと持ち越しは合格後とInstantだけ、禁止取引はFTMOの判断で処分され全口座に及ぶことも、長期の放置は30日取引なしで口座が止まることも。損失ラインを割ると、その場で全部決済される
条件対象どうなる
1日の損失全製品自動で全決済
口座を失う
全体の損失全製品自動で全決済
口座を失う
ニュース
持ち越し
合格後と
Instant
(Swing除く)
口座の終了
報酬の権利なし
禁止取引全製品FTMOの判断で
処分
長期の放置全製品口座が止まる
ことがある

損失ラインに違反すると、プラットフォームが全ポジションを閉じ、その口座は不合格になります。公式FAQの言葉では「the account is considered failed, and you lose the account」です(公式FAQ)。

失格になるものとならないものを分けた公式FAQ(英語)を見る
FTMO公式FAQ「What are the Trading Objectives?」の一部(スマホ表示)。一貫性ルールと最低取引日は違反にならず、取引を続ければ満たせる。Maximum LossかMaximum Daily Lossに違反すると、プラットフォームが全ポジションを自動で閉じ、口座は不合格となり失う、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「What are the Trading Objectives?」

失格にならないもの

次の4つは、満たしていなくても失格にはなりません。条件を満たすまで取引を続けられます。

項目扱い
一貫性ルール
(Consistency)
超えても違反ではない
1-Step 50%・Instant 30%
Best Day Rule
(10/11までの注文)
超えても違反ではない
最低取引日2-Stepの各段階で4日
足りなければ取引を続ける
Discipline Score合格と報酬に影響しない

3製品とも、取引の期間に期限はありません。Discipline Scoreは成績を見るための指標です(公式FAQ)。一貫性ルールの計算は、FTMOの料金と1-Step・2-Stepの違いで解説しています。

損失ラインは何ドル?製品とサイズ別の早見表

損失の幅は初期資金に対する割合で決まるので、金額はサイズごとに固定です。2-Stepは1日5%、1-StepとInstantは1日3%で、全体はどれも10%です(公式サイト)。

初期資金1日
2-Step
1日
1-Step
Instant
全体
$10,000$500$300$1,000
$25,000$1,250$750$2,500
$50,000$2,500$1,500$5,000
$100,000$5,000$3,000$10,000
$200,000$10,000$6,000$20,000

Instantのサイズは$5,000〜$100,000で、$5,000なら1日$150・全体$500です。$200,000はありません。円の口座は無く、USDやEURなど7つの通貨から選びます。

自分の口座の金額は、会員ページのAccount MetriXで確かめられます。次の画面は、$100,000の2-StepのFree Trialを実際に作ったときの表示です。Free Trialは利益目標と最低取引日が本番より軽く、損失の幅は同じです。

FTMOのFree Trial($100,000の2-Step)のAccount MetriX(スマホ表示)。Objectivesの欄に、Minimum 2 Trading Days、Max Daily Loss -$5,000、Max Loss -$10,000、Profit Target $5,000が並ぶ。その下のStatisticsにEquity $100,000.00とBalance $100,000.00が出ている
出典:FTMOの会員ページ(Free TrialのAccount MetriX)

1日の損失は00:00の残高が基準

1日のラインは、00:00 CE(S)Tの残高から初期資金の5%を引いた額です(1-StepとInstantは3%)。次の00:00までこの額のままで、有効証拠金がこれを下回ると違反になります。

1日の損失ラインは毎朝入れ替わる。$100,000の2-Stepの例で、1日目は基準$100,000でライン$95,000、2日目は朝の残高$102,000でライン$97,000、3日目は朝の残高$101,000でライン$96,000。区切りは日本時間の冬8時・夏7時

00:00 CE(S)Tは中央ヨーロッパの時間で、日本時間では冬が朝8時、夏が朝7時です。日本の0時に枠が戻るわけではありません。

公式の説明と計算例(英語)を見る
FTMO公式サイト「Trading Objectives」の2-StepのMaximum Daily Loss(スマホ表示)。ラインは毎日00:00 CE(S)Tの残高から初期資金の5%を引いて計算する。$100,000の例で、1日目は$95,000、残高$102,000の2日目は$97,000、残高$101,000の3日目は$96,000
出典:FTMO公式サイト「Trading Objectives」

全体の損失は製品で線の動き方が違う

全体の損失は3製品とも10%ですが、ラインの動き方が違います。買う製品のものを確かめてください。

全体の損失ラインは製品で動き方が違う。2-Stepは初期資金の90%で固定、1-Stepは00:00の最高残高から計算して日末に上がり、報酬を出すと90%に戻る、Instantは確定した最高残高から計算して決済ごとに上がり、報酬を出しても戻らない。上がったラインは、損失では下がらない
製品ライン報酬のあと
2-Step初期資金の90%で固定変わらない
1-Step00:00の最高残高
−初期資金の10%
90%に戻る
Instant決済後の最高残高
−初期資金の10%
戻らない

$100,000の1-Stepで朝の残高が$104,000になると、ラインは$94,000へ上がります。翌日に残高が$103,000へ減っても、$94,000のままです。公式の説明に、ラインが初期資金で止まるという記載はありません。

Instantは決済のたびに上がり、残高が初期資金の110%を超えてから報酬を請求すると違反になります。出金の計算は、FTMO Instant Accountの記事で解説しています。

1-StepとInstantの公式の説明(英語)を見る
FTMO公式サイト「Trading Objectives」の1-StepのMaximum Loss(スマホ表示)。日末に更新するトレーリングのラインで、00:00 CE(S)Tの最高残高から初期資金の10%を引く。ラインは上がるだけで、報酬を出して新しいFTMO Accountになると初期資金の90%に戻る
出典:FTMO公式サイト「Trading Objectives」(1-Step)
FTMO公式サイト「Trading Objectives」のInstantのMaximum Loss(スマホ表示)。報酬を出してもラインは戻らず、残高が初期資金の110%を超えてから報酬を請求すると違反になる。請求で違反にならないようにするのは利用者の責任、と書かれている
出典:FTMO公式サイト「Trading Objectives」(Instant)

損失ラインで失敗しやすい5つのこと

失格ラインの割合だけを覚えていると、余裕を読み違えます。公式の定義から、間違えやすい点を5つ金額の例で確かめます。例はどれも$100,000の2-Stepです。

含み損・スワップ・手数料も入る

判定に使うのは、残高ではなく有効証拠金です。公式の式は「Balance + Open Positions P/L ± Swaps − Commissions」で、決済していない含み損も入ります。

決済の時点では、損益の通貨と口座の通貨が違うと確定損益の0.7%が調整されます(規約 5.3.4)。損失はこの分だけ増えるので、ラインの手前に余裕を残してください。

残高と有効証拠金の違いを書いた公式FAQ(英語)を見る
FTMO公式FAQ「What is the difference between Balance and Equity?」(スマホ表示)。残高は取引を閉じたときだけ変わり、有効証拠金は保有中のポジションを含むリアルタイムの値、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「What is the difference between Balance and Equity?」

5%はその日の残高ではなく初期資金の5%

残高が増えても、1日の幅は増えません。朝の残高が$110,000でも、幅は$110,000の5%の$5,500ではなく、初期資金の5%の$5,000です。ラインは$105,000になります。

利益を確定してもその日のラインは上がらない

基準は00:00の残高なので、日中に利益を確定してもラインは動きません。朝の残高が$100,000でラインが$95,000なら、昼に$3,000を確定して残高が$103,000になっても、ラインは$95,000のままです。

その日の余裕は$8,000に増えます。ただし確定した利益を失えば、翌朝の基準も下がります。

持ち越した含み損は翌日の基準に入らない

翌日の基準は残高で、含み損は引かれません。残高$100,000のまま$3,000の含み損を持って朝を越すと、ラインは$95,000、有効証拠金は$97,000です。

新しい1日の余裕は$5,000ではなく、$2,000しかありません。

1日の区切りはサーバーの時計とも違う

区切りの00:00 CE(S)Tは、MT4とMT5のサーバーの時刻では午前1時に当たります。Account MetriXにも「The trades are in the platform time which might differ from CE(S)T」と注記があります。

同じAccount MetriXの数字は「INFORMATIVE ONLY」と書かれていて、リアルタイムの値はプラットフォームで見るよう案内されています。ラインの近くでは、プラットフォームの有効証拠金を見てください。

合格後だけの失格|ニュースと持ち越し

評価中(ChallengeとVerification)は、ニュースも週末の持ち越しも自由です。制限がかかるのは、合格後のFTMO Accountと、Instant Accountです。Instantは最初の取引から対象になります。

評価中と合格後で変わる制限。評価中はニュースの前後2分も週末の持ち越しも制限なしで、損失ラインは同じ。合格後とInstantは、ニュースの前後2分は約定も制限され、2時間超の休場は持ち越し不可で、Swingは対象外。Instantは最初の取引から制限がかかる
制限内容
ニュース対象の発表の前後2分は
注文の約定が制限される
SL・TP・待機注文も含む
持ち越し2時間を超える市場の休止を
またいで保有できない
週末の前に全部閉じる
対象外Swing口座
Challenge・Verification

2分より前に持ったポジションは、持ち続けられます。制限がかかるのは対象の銘柄だけで、米国の雇用統計ならUSDJPYやGBPUSDは不可、EURGBPは可能です(公式FAQ)。ストップロスやテイクプロフィットが2分の間に約定しても対象です。対象の銘柄は、発表の2分より前に決済しておくと安全です。

ニュースと持ち越しの制限を書いた公式FAQ(英語)を見る
FTMO公式FAQ「Can I trade news?」の一部(スマホ表示)。選ばれた発表の前後2分は、ストップロスやテイクプロフィット、待機注文を含む注文の約定が制限され、違反するとFTMO AccountやFTMO Instant Accountが終了することがある、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「Can I trade news?」
FTMO公式FAQ「Can I hold positions overnight or over the weekend?」の一部(スマホ表示)。2時間を超える市場の休止をまたぐ保有は制限され、休止の前に全ポジションを閉じる。SwingとFTMO Challenge、Verificationの口座は対象外、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「Can I hold positions overnight or over the weekend?」

制限を避けたい人向けのSwing口座は、2-Stepの小さい2サイズだけです。選べるサイズは、FTMOの料金の記事にまとめています。

FAQは「may」、規約は「automatically」

公式の案内は言い回しが揃っていません。FAQは「may result in termination」(終了することがある)と書き(公式FAQ)、合格後の契約の規約は5.17で「terminated automatically」(自動で終了する)と書いています。

契約の文書は規約なので、違反すれば終わるものとして動くのが安全です。見逃されることを当てにしないでください。

合格後の規約 5.15 の原文を見る
FTMO Account Terms and Conditionsの5.15。FTMO Accountでは、各製品の目標を満たすこと、取引時間外にポジションを持たないこと(2時間までのロールオーバーの休止を除く)、重要な発表の前後2分に取引しないことを守る、と書かれている
出典:FTMO Account Terms and Conditions

禁止取引とリスク管理ルール|処分はFTMOの判断

禁止取引は、損失ラインと違って自動では終わりません。FTMOが内容を見て判断し、処分に決まった段階はありません。評価中も合格後も対象です(公式サイト)。

禁止内容
エラーの利用価格の誤表示や遅れを使う
知らずに使っても対象
操作の売買口座をまたぐ反対売買など
(1口座の中は例外)
不当なツール不当に有利なソフト・AI
超高速ツール
gap trading重要な発表の予定時や
2時間以上閉まる市場の
2時間以内に新規を建てる
過大な取引過大なレバレッジ
一方向への賭けなど
過剰なEA1日2,000件を超える
サーバーへのリクエスト
利益の分散一貫性ルールを避けるために
利益を分ける
本人以外他人に取引させる
他人の口座で取引する

禁止取引の判定や口座の終了を定めた規約の条文と、金融庁の登録の有無は、FTMOは怪しい?違法?で確かめられます。

ニュースの2分制限とgap tradingは別もの

前の章の2分の制限は、Swingと評価中にはかかりません。ただしFAQは、その場合も「provided that the Forbidden Trading Practices are avoided」と断っています。発表の値飛びを狙う新規の取引は、評価中でも避けてください。

リスク管理ルールで見られること

規約7.5は、自分のお金なら取らないような取引を避けるよう求めています。例は次の3つです。

  • ほかの取引より大幅に大きいポジションを持つ
  • ほかの取引より極端に多い、または少ない数のポジションを持つ
  • 同じ銘柄や相関する銘柄へ、1回のアイデアのリスクを積み増す

「マーチンゲールで即失格」と書く記事もありますが、公式の一覧にその名前はありません。ただし、負けるほど大きく賭ける取引は、上の1つ目と3つ目に当たり得ます。

処分の内容と、ほかの口座への影響

規約7.6が挙げる措置は、目標の未達として扱う、取引を取り消す、全サービスを止めて契約を終える、レバレッジを下げる、1回のリスクや取引量に上限を付ける、などです。合格後の口座では、報酬の全部か一部も取り消せます(FTMO Accountの規約 5.11.2)。

事前に知らせる義務は無く(7.7)、複数の口座にまたがると全口座の契約を終えられます(7.8)。料金は戻らず、今後の利用を防ぐ措置も取れます(7.9)。

処分と返金なしを書いた公式の説明と規約 7.9(英語)を見る
FTMO公式サイト「Forbidden Trading Practices」の一部(スマホ表示)。違反すると、取引の履歴からの削除、プラットフォームの利用制限、評価からの失格、報酬の没収、すべての契約の終了などの措置を受けることがある、と書かれている
出典:FTMO公式サイト「Forbidden Trading Practices」
FTMO Challenge Terms and Conditionsの7.9。禁止取引の措置を受けても補償はなく、料金も返金されない。今後の利用を防ぐ措置を取ることがある、と書かれている
出典:FTMO Challenge Terms and Conditions

30日取引しないと失格になる?

評価に期限はありませんが、30日続けて新規の取引が無いと、口座が止まることがあります。規約13.2.3に書かれているのは「契約を終了する権利」で、30日目に自動で失格になるという書き方ではありません。

「30日」のルールは2つある。買ったあとは30日以内に最初の取引をしないとアクセスが止まる。取引を始めたあとは30日続けて新規の取引が無いと口座が止まることがあり、8〜10%の損失を30日超抱えても対象。止まったら、6か月以内に再開する
場面条件根拠
買ったあと30暦日以内に
最初の取引をしない
規約5.8.4
(Instantは5.9.2)
取引中30暦日続けて
新規の取引なし
規約13.2.3(a)
損失を
放置
8〜10%の損失を
30暦日を超えて抱える
規約13.2.3(b)

FTMOのサポートに問い合わせると、「30日ごとに取引を開かないと口座は無効になる」と回答がありました。無効になるときはメールで知らせ、無効になってから6か月はAccount MetriXから自分で再開できる、という説明です。

規約13.2.3には再開の決まりが書かれていないので、止まったら早めにサポートへ連絡してください。長く休むなら、30日以内に新規の取引を入れます。8〜10%の損失のケースは、回避するための不自然な取引も条件に当たるとされています。買ったあとの30日は、FTMOの支払い方法と返金でも解説しています。

30日と8〜10%の条件を書いた規約 13.2.3 の原文(英語)を見る
FTMO Challenge Terms and Conditionsの13.2.3。FTMOは長期の未活動を理由に契約を終了する権利を持つ。30暦日続けて新規の取引を開かないとき、または初期資金の8%から10%の損失を30暦日を超えて抱えているとき、と書かれている
出典:FTMO Challenge Terms and Conditions

FTMOで失格・不合格になったらどうなる

損失ラインを割ると、ポジションは全部決済され、その口座は使えなくなります。全部デモ口座なので、追加の請求は来ません。失うのは、払った料金と、その口座に残っていた利益です。

損失ラインを割ったあとの流れ。STEP1 ラインを割る(含み損も入れて判定)、STEP2 自動で全部決済(プラットフォームが閉じる)、STEP3 口座を失う(料金は戻らない)、STEP4 買い直す(無料の再挑戦はない)。デモ口座なので、追加の請求は来ない
項目結果
ポジション自動で全部決済
口座失う(再開の案内なし)
料金返金されない
未請求の利益規約では報酬の権利なし
追加の請求なし
別の口座損失の違反なら影響なし
取引の記録Client Areaで見られる
買い直し待機期間なし・割引なし

料金は戻らない。2-Stepの返金は最初の報酬のときだけ

料金は、規約3.12で返金しないと決まっています。例外の2-Stepも、戻るのは「once you request your first Reward withdrawal」のときです(公式FAQ)。

2-Stepに合格しても、FTMO Accountで最初の報酬を請求する前に失格すると、この条件を満たせません。1-StepとInstantは、もともと返金がありません。返金のケースは、FTMOの支払い方法と返金にまとめています。

未請求の利益は報酬にならない

合格後の規約5.17は、目標に違反するとFTMO Accountと契約が「without any right to a Reward」で終わると書いています。報酬の条文が終了後も残るのは、死亡や規約変更の拒否、5営業日前の通知による終了だけです(12.5)。

FTMOのサポートに、違反後に未請求の利益を請求できるかを尋ねると、「審査を受けるまで確定しない」という回答でした。審査で例外があるかは分かりません。失格すれば利益は受け取れないものと考えて、請求できる時期が来たら早めに出すほうが安全です。

報酬の権利なしで終わると書いた規約 5.17 の原文(英語)を見る
FTMO Account Terms and Conditionsの5.17。目標に違反すると、FTMO Accountと契約は報酬の権利なしに自動で終了する、と書かれている
出典:FTMO Account Terms and Conditions

請求できるのは、最初の取引から14日目以降です。条件は、FTMOの出金方法で解説しています。

別の口座とPrime・Premiumへの影響

損失の違反で終わるのは、その口座だけです。禁止取引だけは、前の章のとおりほかの口座にも及びます。

ただし、上位の制度には失格の回数が響きます。Premium Programmeは、有効な唯一のFTMO Accountを失格するか、段階を問わず合計3口座を失格すると外れます(公式FAQ)。Primeの申請には、直近4か月にFTMO Accountを失格していないことも必要です(公式FAQ)。

Premium Programmeから外れる条件を書いた公式FAQ(英語)を見る
FTMO公式FAQ「Once I'm in the Premium Programme, do I keep it permanently?」の一部(スマホ表示)。有効な唯一のFTMO Accountを失格したとき、1-Stepと2-Stepで段階を問わず合計3口座を失格したとき、契約の条件に違反したときにPremium Programmeから外れる、と書かれている
出典:FTMO公式FAQ「Once I’m in the Premium Programme, do I keep it permanently?」

失格したあとに再挑戦する方法

公式の案内に無料の再挑戦は無く、もう一度挑戦するには料金を払って買い直します。サポートの回答では、買い直すまでの待機期間はなく、失格した人向けの割引もありません。

失格したあとの3つの選び方。まず練習するならFree Trial(違反しても費用なし、14日間、何度でも)、同じ製品を買い直す(ルールは同じ、2-Stepは報酬で料金が戻る)、製品を替えるなら損失の幅で選ぶ(2-Stepは1日5%、1-StepとInstantは1日3%)。負け方を確かめてから次を選ぶ

口座の数に上限はありませんが、合計の割当は$400,000までです(公式FAQ)。買い直す前に、次の3つを順に見てください。

順番やること
1 負け方を見るClient Areaの記録で
どのラインをどう割ったか
2 Free Trial同じ損失ラインで無料で試す
3 製品を選ぶ1日の幅と返金の有無で選ぶ

Free Trialは、違反しても「it costs you nothing」で、すぐに次を始められます(公式サイト)。14日間で、何度でも作れますが、同時に持てるのは1つです。最初の7日に取引しないと終わり、TradingViewでは使えません。合格しても口座はもらえません。

製品を替えるなら、1日の幅が5%の2-Stepと、3%の1-Step・Instantの違いが大きいところです。料金と割引の条件は、FTMOの料金の記事にまとめています。取引はデモ口座(架空の資金)のシミュレーションで、報酬は実際のお金で支払われます。

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失格しないために見ておくこと

いちばん効くのは、1回の損失を金額で先に決めることです。次の表は、$100,000の口座で同じ額を続けて失ったとき、1日のラインに何回目で届くかを計算したものです。

1回の損失2-Step
($5,000)
1-Step
($3,000)
$50010回目6回目
$1,0005回目3回目
$1,5004回目2回目
$2,0003回目2回目

表の回数は、全部同じ日に負けた場合です。実際にはスプレッドや手数料、スリッページの分だけ早く届きます。

  • 取引の前に、損切りの位置とロットから1回の損失額を計算する
  • 日本時間の朝(冬8時・夏7時)に、その日のラインを書き出す
  • 朝の区切りの前に、含み損を持ち越すかどうかを決める
  • 合格後は、経済カレンダーの「Restricted event」を毎日見る
  • 週末の前に、ポジションと待機注文を全部閉じる

Account MetriXは、Client Areaの口座の一覧から開きます。

失格に納得できないとき

判定に納得できないときは、メールでFTMOに苦情を送ります。規約14.3は、遅くとも30暦日以内の解決をめざすと書いています。

価格やプラットフォームの不具合が原因と思うなら、早めに報告してください。規約14.1は、口座と日時、問題の内容を伝えるよう求めています。回答を待たずに新しい取引をすると、結果の責任を負うことがあります。

やり取りの言語は規約20.2で英語と決まっていますが、メールなら日本語の担当者に相談できます。窓口は、FTMOの日本語対応で解説しています。

カード会社に料金の取り消しを頼むのは避けてください。規約14.3は、今後のサービスの提供を断ることがあると書いています。

苦情の窓口と取り消しの注意を書いた規約 14.3 の原文(英語)を見る
FTMO Challenge Terms and Conditionsの14.3。苦情はメールで受け付け、遅くとも30暦日以内に解決をめざす。料金について不当な苦情を申し立てたり、銀行や決済事業者に支払いの取り消しを求めたりすると、サービスを止め、今後の提供を断ることがある、と書かれている
出典:FTMO Challenge Terms and Conditions

FTMOの失格でよくある質問

失格するとペナルティや追加の支払いはありますか?

追加の支払いはありません。FTMOの口座はすべてデモ口座で、損失を負担することはありません。失うのは払った料金と未請求の利益です。Premium Programmeは、失格の回数によって外れます。

失格した口座は元に戻せますか?

損失ラインの違反は口座を失う扱いで、再開の案内はありません。買い直すことになります。30日取引せずに止まった口座とは別です。

不合格だと料金は返金されますか?

返金されません。料金が戻るのは、2-Stepで最初の報酬を請求したときと、買って14日以内で未取引のまま撤回したときだけです。

含み損だけでも失格になりますか?

なります。判定は含み損を入れた有効証拠金で行うので、決済していなくてもラインを割れば失格です。

一貫性ルールを超えると失格ですか?

失格ではありません。公式の説明は「not treated as a rule breach」で、割合が下がるまで取引を続ければ条件を満たせます。

週末に持ち越すと失格ですか?

評価中とSwing口座は問題ありません。合格後のStandardのFTMO AccountとInstant Accountは、2時間を超える休場の前に閉じないと違反です。

1つ失格すると別の口座も終わりますか?

損失ラインの違反なら、終わるのはその口座だけです。禁止取引と判断された場合は、全口座の契約を終えられることがあります。

何回でも挑戦できますか?

できます。口座の数に上限はなく、サポートの回答では待機期間もありません。無料の再挑戦と失格者向けの割引はありません。合計の割当は$400,000までです。

まとめ|失格ラインは金額で覚えておく

  • FTMOの失格条件は5つ。損失ラインの2つは、割ると自動で全決済されて口座を失う
  • 1日の幅は2-Stepが5%、1-StepとInstantが3%。全体は10%で、動き方が製品で違う
  • 基準は朝の残高、判定は含み損込みの有効証拠金。区切りは日本時間の冬8時・夏7時
  • 合格後とInstantは、ニュースの前後2分と2時間超の持ち越しも対象になる
  • 30日続けて取引しないと口座が止まることがある。サポートの回答では6か月以内なら再開できる
  • 失格しても追加の請求はない。料金は戻らず、再挑戦は買い直す

FTMOのほかの記事は、FTMOの記事一覧にまとめています。同じプロップファームのFintokeiは失格の数え方が違うので、比べたい方はFintokeiの失格条件も読んでください。

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